書道・交通安全ポスター入賞者決定 JA共済連2013年12月16日
JA共済連が全国の小・中学生を対象に毎年実施している「書道コンクール」と「交通安全ポスターコンクール」の平成25年度の入賞者が決まった。
JA共済連では、相互扶助・思いやりの精神を次代を担う小・中学生に伝えていくとともに、児童・生徒の書写教育に貢献することを目的に「書道コンクール」(25年度で57回目)を、児童・生徒の図画工作・美術教育の高揚をはかり、交通安全思想を広く社会に訴えることを目的に「交通安全ポスターコンクール」(同42回目)を実施している。
今年度は、書道コンクール約146万点、交通安全ポスターコンクール約16万点の応募があった。そのうち各都道府県段階の審査で選ばれた小学校1年生から中学校3年生までの各学年の最優秀作品(書道829点、交通安全ポスター342点)について、全国段階で審査を行い、大賞の農林水産大臣賞・文部科学大臣奨励賞(書道16点)、内閣府特命担当大臣賞・農林水産大臣賞・警察庁長官賞・文部科学大臣奨励賞(交通安全ポスター12点)をはじめとする書道266点、交通安全ポスター135点の入賞作品を決定した。
◆「携帯電話使用禁止」訴えるポスター急増
交通安全ポスターの全国審査作品(342点)をテーマ別にみると「携帯電話の使用禁止」を訴えるものが41点(構成比12%)ともっとも多く、次いで「安全運転(思いやり運転)」「手をあげて渡ろう」となっている。
「携帯電話の使用禁止」は小学校3年生から登場するが、小学校4年生から中学校3年生までの各学年でトップとなっている。
これは、駅のホームや繁華街などの人混みの中でスマートフォンの画面を見ながら歩く“歩きスマホ”が社会問題化しているが、こうした社会の動きを子どもたちが敏感にキャッチした結果ではないかとJA共済連では分析している。
なお、平成26年2月7日に両コンクールの大賞受賞者の表彰式がJA共済ビルカンファレンスホールで開催される予定となっている。
(運転中の携帯電話使用禁止を訴えるポスター・警察庁長官賞を受賞した中村舞愛(三重県)の作品)
◇
大賞受賞者の氏名は以下の通り。
【書道コンクール】
○農林水産大臣賞(8人)
条幅の部(4人)
▽和歌山県御坊市立塩屋小学校1年:松村泉美さん
▽長崎県五島市立川原小学校3年:福田杏奈さん
▽岡山県玉野市立胸上小学校6年:森藤千尋さん
▽徳島県つるぎ町立半田中学校2年:二宮由衣さん
半紙の部(4人)
▽千葉県木更津市立岩根小学校1年:小笠原怜さん
▽愛知県小牧市立村中小学校3年:小川万里明さん(=右上段)
▽青森県板柳町立板柳北小学校5年:工藤海斗さん
▽岩手県一関市立山目中学校2年:千葉優稀さん
○文部科学大臣奨励賞(8人)
条幅の部(4人)
▽山梨県韮崎市立韮崎北東小学校2年:仲田あおいさん
▽岐阜県各務原市立那加第三小学校4年:田中美琉さん
▽宮城県仙台市立上杉山通小学校5年:荻山祥英さん
▽福島県南会津町立田島中学校3年:塩生咲希さん半紙の部(4人)
▽岡山県倉敷市立児島小学校2年:藤原麻帆さん
▽兵庫県加東市立社小学校4年:岸本敬詞さん
▽熊本県御船町立御船小学校6年:黒岩愛さん
▽奈良県橿原市立白橿中学校3年:逸崎絢音さん(=右下段)
【交通安全ポスター】
○内閣府特命担当大臣賞(3人)
▽千葉県香取市立小見川中央小学校2年:寺嶋文果さん(=左上)
▽沖縄県宮古島市立平良第一小学校6年:砂川智穂さん
▽愛媛県新居浜市立泉川中学校1年:阿部侑樹さん
○農林水産大臣賞(3人)
▽茨城県境町立長田小学校1年:鹿久保竜翔さん
▽佐賀県佐賀大学文化教育学部附属小学校5年:前山大翔さん
▽新潟県新発田市立東中学校2年:坂井美羽さん(=右上)
○警察庁長官賞(3人)
▽宮城県涌谷町立涌谷第一小学校3年:紺野愛佳さん
▽山梨県甲府市立羽黒小学校5年:川口翠さん(=左下)
▽三重県伊勢市立五十鈴中学校3年:中村舞愛さん
○文部科学大臣奨励賞(3人)
▽和歌山県私立智辯学園和歌山小学校2年:牧野有登さん
▽広島県尾道市立西藤小学校4年:?山丈さん(=右下)
▽長野県須坂市立相森中学校1年:広瀬ジュリアさん
(関連記事)
・建更・自動車共済が健闘 JA共済連上半期業績(2013.12.03)
・事故受付大阪センターを新設 JA共済連(2013.11.05)
・LAと事務の連携構築で実績アップ JA共済連(2013.10.25)
・交通安全を呼びかけるTV-CM JA共済連(2013.09.20)
・JA共済連、東京海上日動と年度末まで協議(2013.08.06)
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日