食育プロジェクトで職員と家族らが田植え体験 JA全厚連2020年6月17日
JA全厚連は6月13日、「食育プロジェクト」として神奈川県伊勢原市大田地区のほ場で契約水田の田植えを行い、子会社を含めた職員とその家族など18人が参加した。
一株一株、手作業で田植えする職員(神奈川県伊勢原市で)
食育プロジェクトの一環として行った田植えは、ふだん農作業に携わる機会の少ない職員に対する食育教育の一環として始めた取り組みで今年で2回目。この日は、契約水田1反のうち約2割の面積を田植え。昨年は大雨による悪天候で、農家の機械による田植え作業を見守ったが、今年は梅雨空の合間をぬって午前9時から2時間の田植えを体験。参加した小学生の男の子は、田んぼにいるカエルを追いかけながら歓声を上げていた。
この取り組みを始めたJA全厚連の中村純誠理事長は「新型コロナウイルス対策で厚生事業は大変厳しい状況にあるが、この取り組みによってJAグループの一員としての厚生事業を再認識し、熱意をもって今後の事業に取り組んでいきたい」と話した。
JA厚生連は今後、夏の「田んぼ生き物調査」や秋の「収穫祭(稲刈り)」などを行う予定。
田植えを体験した職員とその家族ら(神奈川県伊勢原市で)
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