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規格外の筍をメンマに 放置竹林の解決へJA延岡と業務提携 LOCAL BAMBOO2021年6月11日

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LOCAL BAMBOO株式会社(宮崎県延岡市)は6月11日、JA延岡との業務提携を発表。育ち過ぎて規格外となったタケノコを国産メンマにすることで放置竹林を減らし、国産メンマのシェア拡大に貢献する取り組みを強化する。

延岡メンマ延岡メンマ

豊かな森林資源を持つ延岡市で問題になっている「放置竹林」。森林所有者の高齢化や林業の担い手不足によって手入れが行き届かない森林が多く見られ、所有者不明となった森林や、地籍調査が未完のため境界が不明瞭な森林が多く存在している。

成長スピードが早く森に入る日光を遮る竹は、木々の成長を止めるだけでなく、樹高の低い樹木を被圧・枯死させ、周囲を竹林化させるため、二酸化炭素吸収や生物多様性の低下、根が浅く生えてしまうことによる地すべりなど、さまざまな問題を引き起こしている。

同社は、こうした竹害を解決するため、放置竹林をメンマにする活動を2020年11月から始め、森を育てる「延岡メンマ」の生産と販売を行っている。JA延岡との連携により、育ち過ぎて規格外となったタケノコを国産メンマにする活動をさらに強化。規格外のタケノコを仕入れることで生産者の収入増加に貢献するとともに、地域が抱える竹害の解決を推進する。

延岡で育つタケノコは、阿蘇の噴火による火山灰の土壌と九州山脈の、日照時間の長さによって生まれるブランド食材「金の筍」として人気があり、関東を中心に高級料亭などで提供されている。「延岡メンマ」は、延岡ならではのブランド農産物「七萬石とうがらし」を使い、全国の鑑評会で高く評価される渡辺味噌醤油醸造の「赤麦みそ」で作るピリ辛な味わいとやさしい歯ごたえが特徴。メンマトーストやメンマアイスなど、和洋中のジャンルにとらわれない、さまざまな料理に合わせて楽しめる。

「金の筍」を含む青果たけのこや加工用たけのこを出荷するJA延岡のたけのこ部会は、「業務提携により今まで規格外品だったタケノコを『延岡メンマ』の原料として出荷することが可能になり、生産者の所得アップと竹林の整備に繋がる。今後も延岡をたけのこの産地として守っていくため、協力して盛り上げたい」とコメント。また、同社の江原太郎代表は「JA延岡、たけのこ部会の方々とさらに連携を深めて、国産メンマの一大生産地として地元の一次産業を盛り上げていきたい」と話している。

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