四天王寺大学でコロナ禍による経済的困窮の学生へ食料を寄付 JA大阪南2021年7月16日
四天王寺大学・四天王寺大学短期大学部(大阪府羽曳野市)は7月15日、新型コロナウイルスの影響でアルバイトなどの収入が減少し、生活が困窮している学生に向けて、JA大阪南から地元南河内産のお米、たまねぎ、じゃがいもなど農作物を含む食料品の寄付を受け、その贈呈式を同キャンパスで行った。
四天王寺大学が4月に行った自宅外から通学している下宿生435人を対象に行われたアンケートでは、下宿生の約40%がコロナ禍による「アルバイト先の休業・シフト急減」に伴い収入が減ったと回答し、227人の学生が支援を希望した。
JA大阪南は、これまでも地元農産物を使った料理の「食べて応援、作って応援」レシピコンテストなどで同学と連携していることから、新型コロナウイルスの影響でアルバイト収入が減った学生を支援しようと、このほど食料品の寄付を決めた。
贈呈式では、JA大阪南の内本直哉代表理事組合長から同大学の岩尾学長へ食料品の目録を手渡された。寄付された食料品は、下宿や学生寮などで生活する学生を対象に、7月21日までの平日12時~15時に同キャンパス内で希望する学生に手渡される。
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