国産小麦の共同開発へ-JA全農・日清製粉・農研機構2021年9月30日
JA全農は9月29日、日清製粉、農研機構と共同で国産小麦の開発に取り組むと発表した。汎用性の高い国産小麦の開発をめざす。
JA全農は昨年11月、日清製粉グループと国内農畜産物の安定供給や商品原料の安定調達に関する業務提携を締結した。
今回はその取り組みを加速させるため、包括連携協定を締結している農研機構と3者で小麦の開発を進める。
具体的には▽広域普及が可能な日本麺用に適する国産軟質小麦の開発、▽カナダ産硬質小麦(1CW ウェスタン・レッド・スプリング)に匹敵する弾力や伸展性などを備えた国産硬質小麦の開発を想定している。
JA全農は「シーズを展開するプレイヤーのJA全農、シーズを評価するプレイヤーの日清製粉、シーズを提供するプレイヤーの農研機構が、それぞれに知見を活かした取り組みで開発期間の短縮を図り具体的な小麦開発アクションプランを作成し進めていく」としている。
JA全農は日清製粉グループとの業務提携でマーケットイン型の汎用性のある品種を実需と生産者の両サイドで連携して開発するなど、国産小麦の生産振興と取扱い拡大を図ることなどをめざしている。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】ブロッコリーの黒すす症状 県内で初めて確認 愛知県2025年7月3日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 富山県2025年7月3日
-
【注意報】花き類、野菜類、ダイズにオオタバコガ 県内全域で多発のおそれ 愛知県2025年7月3日
-
【注意報】ネギ、その他野菜・花き類にシロイチモジヨトウ 県下全域で多発のおそれ 富山県2025年7月3日
-
【注意報】りんご、なしに果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 宮城県2025年7月3日
-
【注意報】ねぎにシロイチモジヨトウ 県内全域で多発のおそれ 宮城県2025年7月3日
-
【注意報】セイヨウナシ褐色斑点病 県内全域で多発のおそれ 新潟県2025年7月3日
-
【注意報】いね 斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 山形県2025年7月3日
-
米の民間在庫量 148万t 備蓄米放出で前年比プラスに 農水省2025年7月3日
-
【スマート農業の風】(16)温暖化対応判断の一助にも2025年7月3日
-
令和7年度「家畜衛生ポスターデザインコンテスト」募集開始 農水省2025年7月3日
-
農業遺産の魅力発信「高校生とつながる!つなげる!ジーニアス農業遺産ふーどコンテスト」開催 農水省2025年7月3日
-
トロロイモ、ヤマノイモ・ナガイモ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第347回2025年7月3日
-
【JA人事】JA町田市(東京都)吉川英明組合長を再任(6月26日)2025年7月3日
-
【JA人事】JAふくおか嘉穂(福岡県)笹尾宏俊組合長を再任(6月26日)2025年7月3日
-
国産農畜産物で料理作り「全農親子料理教室」横浜で開催 JA全農2025年7月3日
-
仙台牛・仙台黒毛和牛取扱い25周年記念「食材王国みやぎ美味いものフェア」実施 JA全農みやぎ2025年7月3日
-
酪農危機に挑む夏 福岡の温浴施設が雪印メグミルクとコラボイベント開催 ナカシロ2025年7月3日
-
福井県と「産業振興に関する連携協定」締結 タイミー2025年7月3日
-
農水省準拠バイオスティミュラント試行導入・効果検証 JAで開始 AGRI SMILE2025年7月3日