農産物直売所で手軽に使える「JAサイネージ」本格稼働2024年4月1日
アグベンチャーラボは3月29日、農産物直売所が手軽に使えるPRサービス「JAサイネージ」を正式リリースし利用受付を開始した。
スマホ3分で今日の採れたてを大画面で宣伝できる
JAサイネージは、コンテンツの作成から配信までスマートフォンで作業が完結できるサービスで、スマホで撮影した採れたて農産物の写真や動画を大画面モニターへリアルタイムで配信できる。
「生産者の今日の採れたてを素早くアピールしたい」という直売所の声を受けて開発された。専用のシステムは不要でもモニターとインターネット環境があればすぐに利用できる。Android TV OSを搭載しているモニターであれば初期コストなしで利用できる。また、非搭載でも市販のキャストデバイス(クロームキャスト)を利用することでサービスを受けられる。
JA直売所などでサイネージシステムが導入されているが、「システムが難しい」、「特定のスタッフがいる時にしか操作できない」、「操作が難しいので仕方なく同じコンテンツを流している」などの問題点が指摘されていた。
こうした課題を解決するためアグベンチャーラボのアジャイル開発チームは複数のJAの協力のもとに昨春から開発をスタートし、試作品を直売所で利用してもらい20回以上の改善を重ねて今回の正式なリリースとなった。
直売所が利用しやすいテンプレートを多数用意しており農産物や生産者の写真とテンプレートを組み合わせることで3ステップ(撮影した写真を登録、JAサイネージにアップロード、モニターにダウンロード)で最短3分で配信できる。
特定の曜日や時間に決まったコンテンツを流すことができる予約配信の機能も搭載。また、AIでテロップを読み上げる音声機能も搭載している。
現在、1か月間の無料トライアルを実施中。トライアル終了後は、1ID(画面)当たり月額6980円(税別)で利用できる。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(149)-改正食料・農業・農村基本法(35)-2025年7月5日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(66)【防除学習帖】第305回2025年7月5日
-
農薬の正しい使い方(39)【今さら聞けない営農情報】第305回2025年7月5日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 石川県2025年7月4日
-
(442)エーカレッジ(作付面積)から見る変化【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月4日
-
【JA人事】JAながさき県央(長崎県)里山耕治組合長を再任(6月27日)2025年7月4日
-
人的資本を人事制度で具体化する 「令和7年度 人事制度改善セミナー」開催 JA全中2025年7月4日
-
「有機薄膜太陽電池」で発電した電力 ブドウの着色に活用 実証実験開始 山梨県2025年7月4日
-
株主優待制度を新設 農業総研2025年7月4日
-
夏の訪れ告げる初競りの早生桃 福島県産「はつひめ」販売 青木フルーツ2025年7月4日
-
ニッテン「スズラン印」ロゴマークをリニューアル 日本甜菜製糖2025年7月4日
-
「国際協同組合年」認知度調査「生協に参加したい」が7割 パルシステム2025年7月4日
-
洋菓子のコロンバン主催「全国いちご選手権」あまりんが4連覇達成2025年7月4日
-
野菜わなげや野菜つり 遊んで学ぶ「おいしいこども縁日」道の駅とよはしで開催2025年7月4日
-
北海道初進出「北海道伊達生産センター」完成 村上農園2025年7月4日
-
震災乗り越え健康な親鶏を飼育 宮城のたまご生産を利用者が監査 パルシステム東京2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「農政技術(森林)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「獣医師(家畜保健衛生分野)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
信州の味が集結 JA全農長野×ファミマ共同開発商品 長野県知事に紹介2025年7月4日
-
障害者のやりがい・働きがい・生きがい「ガチャタマ」で応援 パルシステム埼玉2025年7月4日