元卓球日本代表・石川佳純が全国を巡る卓球教室 滋賀で開催 JA全農2024年9月25日
JA全農は9月21日、全農所属で元卓球日本代表の石川佳純さんによる卓球教室「全農presents石川佳純47都道府県サンクスツアーin滋賀・野洲市」を野洲市総合体育館(滋賀県野洲市)で開催。卓球に取り組む子どもたちに、「心技体」の重要性について直接伝授した。
石川さんと滋賀県の子どもたち
「石川佳純47都道府県サンクスツアー」(企画:IMG)は石川さんが全国各地の人々との交流を通じて、卓球の魅力やスポーツの楽しさを伝えることを目的に企画された。2022年4月に始まり、全農主催は、7日の山形県開催に続き9回目となる。
同イベントでは、世界の舞台で戦ってきた石川さんが自身の経験をもとに、トークショーや実技指導を通して健康で強い心と体を持つ選手になるために重要な「心技体」について滋賀県の子どもたちに伝えた。「技」を伝えるパートでは自身のプレーを披露するとともに、滋賀県内の小学3年生から6年生までの49人に直接指導した。
開催に先立ち、JA全農 滋賀県の山田純男本部長が「石川さんとの交流を通じて食の大切さを知ってほしい」と挨拶。その後、ウォーミングアップとして食べ物を表現する石川さんのジェスチャーをもとに、子どもたちが正解の食べ物の描かれた「食べ物かるた」を探すレクリエーションで体を温めたところで、石川さんが卓球台を1台1台まわり、ラケットや身体の使い方を丁寧にアドバイスした。
観客からの質問コーナーでは、「卓球を始めたばかりだが、上手くなるにはどうすればいいか」という質問に、石川さんは「毎日練習をすること。イメージトレーニングのために試合を見ること」と答え、質問をした観覧者は石川さんのサーブを受ける1球チャレンジに参加した。また、参加選手とのチャレンジマッチも行われ、緊張感のあるラリーに歓声が上がった。さらに、実技指導の最後には石川さんと参加者全員でボールを繋ぐ「絆ラリー」を楽しんだ。
石川さんと参加者とのチャレンジマッチ
イベントでは参加者の疑問に答える質問コーナーも行われ、子どもたちは様々な疑問や悩みを石川さんにぶつけ、交流を楽しんだ。「気持ちが沈んだ時どうしているか」という質問に対し、石川さんは「やめない限り次のチャンスがある。なぜ失敗したか、次にどう繋げるかをしっかり考える」とアドバイス。また、「卓球と勉強の両立が難しい」という問いかけには、「勉強は必ず卓球にも生きてくる。今は大変だと思うけど頑張ってほしい」とエールを送った。
このほか、〇×クイズ大会では、石川さんも子どもたちと一緒に「体」を鍛えるための食や栄養の重要性を学ぶクイズに挑戦。栄養にまつわる問題に加え、「近江米『みずかがみ』は滋賀県で開発されたお米である。〇か×か」など開催地・滋賀県の農畜産物に関する問題が出題され、子どもたちはクイズ大会を通して、スポーツに密接に関わる「食」について楽しく学んだ。
イベントの最後には石川さんが監修した「石川佳純(かすみん)カレー」などを含む豪華な参加賞と石川さんのサイン入り修了証を参加した子どもたちに贈られた。
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