【JA女性組織活動体験発表】(4)私のやる気は無限大 JA・地域・女性会の仲間と共に 和歌山県 JA紀州女性会 椎崎ひろ子さん2025年1月24日
1月22日に行われた第70回JA全国女性大会で地区代表に選ばれたJA女性組織活動体験発表の概要を紹介する。
小学校教員を定年まで勤め上げた次の目標は社会とのつながりでした。田んぼで知り合った近所の方が声をかけてくれ、入山支部女性会に入会しました。
活動を通じてJA女性会は「地域や生活に根ざして活動」、「仲間との活動」、「JAを拠点にした活動」であることなど多くのことを学び、活動をステップアップしていきました。
地域では耕作放棄地が目につくようになっており、田んぼで子どもたちがいろいろな体験ができたらいいと、次世代を担う子どもたちに米農家が指導者となってもち米を手植えする田んぼ学校を開校しました。親子で一枚の田をすべて手植えし、稲刈り、餅つき、収穫祭へとつなげ、多くの子どもと親が稲作体験できました。
その後、次のステップとしてハロウインイベント、クリスマス会、さつまいも収穫体験など、一年間を通しての活動を計画しました。女性会は地域で炊き出し班を担っていたことから、子どもたちにも防災知識を持ってもらおうと薪を使ってごはんを炊くことに挑戦しました。
子どもたちを中心に活動を幅広く展開し、女性会の仲間のほかに地域やJAを巻き込んだ活動で地域力がアップしていると思っています。
しかし、入山地区には高齢者も多く、道の整備や荷物の運搬など困りごとが多いことに気づき、SOSキャッチ行動を立ち上げて、地域の頼まれごとを行う活動も始めました。
そんな活動をするなか、JAから理事を依頼されびっくりしましたが、地域の活性化や地域農業に貢献したいと理事を引き受けました。JA運営を学ぶとともに、理事との交流は原動力となり学びの場となっています。
女性会は地域活動の原点であり、地域で輝く女性会のこのバトンを受け取ってほしい。私たちの力、やる気は無限大です。
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