日本の食の未来へ「前進あるのみ」 第71回JA全国青年大会が開幕2025年2月27日
「NEVER GIVE UP! ~新時代へ前進あるのみ~」を大会スローガンに第71回JA全国青年大会が2月27日、埼玉・大宮ソニックシティで始まった。主催は全国農協青年組織協議会(JA全青協)で、約1100人が参加した。大会は明日28日までで、終了後、JA全青協70周年記念セレモニーが開かれ、「日本の食の未来」について森崎博之さんが講演する。
第71回JA全国青年大会に全国から約1100人の盟友が結集した
初日は、JA全青協の酒井雅博会長が「厳しい時代であってもあきらめずに青年の情熱と協同の力で前進していこう」とあいさつした。
来賓の滝波宏文農水副大臣は青年組織の農業者の努力に感謝を表明し、「農業の持続的発展には若い世代の柔軟性と行動力が必要」。JA全中の山野徹会長は「食と農を支え豊かな地域社会を築くため、われわれもネバーギブアップの精神でともに頑張る」と語り、地域農業、JA運動のリーダーとしての活躍を要請した。藤木しんや参議院議員もあいさつした。
JA全青協の酒井雅博会長
大会スローガン紹介、武内誠全青協副会長による令和6年度JA全青協活動報告の後、令和7年度JA全青協会長に立候補する北川敏匡さん(現・全青協副会長)が「営農現場で享受しているものは先輩方が築き上げたもの。われわれは、自ら動いてメリットと魅力を創り出し、次の世代に残していかなければならない。身近な、そして各地の盟友と力を合わせればいろいろなことができる」と決意を語った。
会場では全青協綱領が唱和された
大会メインの「JA青年の主張全国大会」では、JA鹿本青年部の原口美季さん、JA佐野青壮年部の君田拓海さん、JA里浦青壮年者部会の酒井崇志さん、JAあきた北青年部の谷本弾さん、JA兵庫南青壮年部の福原史生さんが思いを込め工夫を凝らした発表を行った。また、JA青年組織活動実績発表全国大会では、6ブロックの代表が発表した。
2日目は、審査講評、表彰式のほか、盟友数拡大優良事例インタビュー、大会宣言などが予定されている。
※大会の詳細については明日(2/28)掲載予定
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日