活力ある土づくり実践集団連絡協議会研修会を開催 JA全農山形2025年4月1日
山形県内の水稲生産者やJAなどで組織する「活力ある土づくり実践集団連絡協議会」(事務局=JA全農山形)は3月11日、山形市で2024年度研修会を開催した。近年の高温や大雨、日照不足等の気象変動に負けない水稲生産技術の習得をテーマに、同協議会の会員や肥料メーカー担当者ら約30人が出席した。
研修会の様子
JA全農山形米穀部と同協議会事務局が米穀情勢と事業報告を行い、その後山形県農業総合研究センター水田農業研究所の横山克至所長が、水稲の高温対策をテーマに説明した。
横山所長は高温対策技術のポイントとしてについて①ほ場づくり・土づくり②②適正籾数確保③水管理④その他(カメムシ対策、適期刈取り)であると説明した。その中で「ケイ酸濃度の高い葉は光合成能力が向上し、葉の蒸散が保たれる。周囲を涼しくし、穂の温度を低くする効果がある」と解説。ケイ酸肥料の重要性を参加者に説明した。
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