JAの活動:ヒント&ピント ~JAの広報誌から~
訴えたい記事大胆に2017年9月27日
ヒント&ピント_JAあいち中央
「これは是非とも読者に見てもらいたい」という記事は紙面も多く使い、大胆に組みたい。この視点で、農協協会に送っていただいているJAの広報誌の中から目についた記事をひろった。(「農業協同組合新聞」ではこの欄で、その月の良かった広報誌、目にとまった広報誌を隔週で紹介しています。貴JAの広報誌を寄贈していただければ幸いです)
◆「防災の日」に合わせ JAとぴあ浜松(とぴあ9月号)
この欄ですっかりお馴染みの広報誌だが、毎号、思い切りのよい大胆な誌面つくりには脱帽する。今回も特集「わが家と地域の地震防災」で、地震にたいする防災に関し、さまざまな情報を提供している。9月1日は大正12年(1923年)関東大震災が起こった日。それにちなんだ特集だ。見開きで倒壊した家屋の写真を載せ、全ページの4分の1にあたる8ページにわたって、自宅や危険な場所、避難経路などのチェックか所をイラスト入りで分かりやすく説明している。最後にJA共済の建物共済の重要性を、熊本地震の査定に行った人の声を借りて訴えているところが憎い。
◆イチジク日本一奪還 JAあいち中央(ACT9月号)
表紙の写真から7面まで、こちらも全紙面の4分1をイチジクの情報で埋めている。もちろんJAあいち中央管内は、安城市、碧南市を中心に全国トップクラスのイチジク産地。とはいっても生産者の高齢化や後継者不足などで、最近は減少気味。そこで再度、日本一の産地を確保しようと、平成29年度から「JAあいち中央イチジクスクール」を開講した。組合員に限らず、イチジク栽培に意欲があれば受講できる。苗木から成木になるまで3年間、割り当てられたほ場で、実際に生産・販売する。紙面ではその受講生も登場し、意欲を紹介する。
◆全共出品の励ましに JA岩手ふるさと(岩手ふるさと8月号)
この9月、宮城県で全国和牛能力共進会が開かれた。これはその前月の8月号で、出品牛を決める県の共進会だ。
紙面では管内で全共に出品する10人のうち3人を紹介。それぞれ全共への意気込みを聞いている。青果物と比べ、丹精して育てた牛は生産者の思いが違う。全共で「私たちの食卓を支える和牛の魅力を再確認してみませんか」と、広報誌編集担当者の思いも伝わる。
重要な記事
最新の記事
-
【役員人事】JA全農 経営管理委員(7月31日付)2025年7月31日
-
【役員人事】JA全農 理事体制(7月31日付)2025年7月31日
-
【全中教育部・オンラインJAアカデミー】「激動する世界とその見方、学び方」 世界の変化と日本外交の行方 元外務次官の薮中氏が講演2025年7月31日
-
"寄り添う"活動で信用・期待に応える態勢づくり JA共済連2025年7月31日
-
共済金支払総額3兆5475億円 経常利益1002億円 JA共済連決算2025年7月31日
-
【人事異動】農水省(8月1日付)2025年7月31日
-
【人事異動】JA共済連(7月31日付)2025年7月31日
-
6月の米の家庭内消費、前年同月比で4ヵ月連続のマイナス 農水省の「需要上振れ」と整合せず 米穀機構2025年7月31日
-
米高騰 根底には産地の弱体化 食糧部会で現場の声2025年7月31日
-
加工原材料向け備蓄米 随契販売実施 8月1日申込 農水省2025年7月31日
-
米流通「目詰まり」確認できず 流通多様化で系統集荷34万t減 農水省2025年7月31日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】日米関税交渉の評価で見落とされている視点2025年7月31日
-
切り花価格の高騰で消費者は買い控え【花づくりの現場から 宇田明】第65回2025年7月31日
-
消え行くヒエ・アワ・キビ・モロコシ、続くは何?【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第351回2025年7月31日
-
九州一の梨産地から「福岡県産なしフェア」全農直営飲食店舗で開催2025年7月31日
-
「福岡県産シャインマスカットフェア」銀座・京都の直営飲食店で8月1日から JA全農2025年7月31日
-
「発酵そみファフェア」直営飲食店舗で8月1日から開催 JA全農2025年7月31日
-
藤原紀香と貴島明日香が初共演「ゆるふわちゃんねる」開設当時を振返る JAタウン2025年7月31日
-
JAタウン「博多うまかショップ」で「ハズレなし!夏のおみくじキャンペーン」実施中2025年7月31日
-
JAおおいがわ、ホテイフーズと共同 茶殻肥料を製品化 静岡県で地域資源循環型農業 伊藤園2025年7月31日