JAの活動:JA全農創立50年特集 なくてはならない「JA全農」を目指して
持続可能な農業と食を提供 "なくてはならない全農"に JA全農・菅野幸雄会長【JA全農創立50年】2022年3月30日
JA全農は1972年3月、生産者(組合員)が必要な資材・生活物資の供給を行う「全国購買農業協同組合連合会」と農産物の販売を行う「全国販売農業協同組合連合会」が合併し設立され、今年3月30日、創立50周年を迎えた。日本の食料自給率が先進国の中で最低の37%にとどまり、農業者の高齢化などで担い手不足が懸念される中、元気な産地づくりと安心で安全な食料を国民に供給するJA全農の役割にはますます大きな期待が高まっている。
創立50年にあたり、菅野幸雄会長から言葉を寄せてもらった。
JA全農会長 菅野幸雄氏
本日、JA全農は創立50周年を迎えました。
今日という日を迎えることができましたのは、ひとえに組合員・会員の皆様をはじめ、お取引先・関係先の皆様からのご支援とご協力によるものと、厚くお礼申しあげます。
本会は昭和47(1972)年に全購連と全販連の合併により誕生いたしました。50年の道のりの中で幾多の試練に直面しましたが、組合員の皆様の声に応えるために一歩一歩あゆみを進め、現在、本所・32都府県本部・131子会社・子法人等を日本全国・世界各地に展開する全農グループとして、日本農業の発展のため日々挑戦を続けております。
そして、この節目の年に本会は新たな「中期3カ年計画」をスタートさせ、次の時代に向けた第一歩を踏み出します。コロナによる人々の行動変容、国内人口の減少と高齢化、世界人口の増加やさらなるグローバル化、デジタル化、脱炭素化など事業を取り巻く環境は大きく変化しており、JAグループ経済事業の強化に向け、本会の果たすべき役割はますます重要性を増しております。
こうした事業環境の変化に対応し、次の50年も経営理念にあります「生産者と消費者を安心で結ぶ懸け橋」として、持続可能な農業と食の提供のために、皆様にとって"なくてはならない全農"であり続けられるよう精いっぱい努めてまいります。
そのために、現場の声に耳を傾け、JAグループ内外との連携を強化し、本会の機能をさらに発揮してまいる所存ですので、今後とも変わらぬご指導と一層のご鞭撻を賜りますよう何卒よろしくお願い申しあげます。
重要な記事
最新の記事
-
(394)Climate stripes(気候ストライプ)【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年7月26日
-
地域医療の実態 診療報酬に反映を JA全厚連が決議2024年7月26日
-
取扱高 過去最高の930億円 日本文化厚生連決算2024年7月26日
-
【人事異動】JA全厚生連 新理事長に歸山好尚氏(7月25日)2024年7月26日
-
【警報】果樹全般に果樹カメムシ類 県下全域で最大限の警戒を 鳥取県2024年7月26日
-
【注意報】イネに斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 山形県2024年7月26日
-
今が旬の「夏酒」日本の酒情報館で提案 日本酒造組合中央会2024年7月26日
-
ヤンマーマルシェ、タキイ種苗と食育企画「とりたて野菜の料理教室」開催 カゴメ2024年7月26日
-
「ごろん丸ごと国産みかんヨーグルト」再登場 全国のローソンで発売 北海道乳業2024年7月26日
-
物価高騰が実質消費を抑制 外食産業市場動向調査6月度2024年7月26日
-
農機具王「サマーセール」開催 8月1日から リンク2024年7月26日
-
能登工場で育った「奇跡のぶなしめじ」商品化 25日から数量限定で受注開始 ミスズライフ2024年7月26日
-
東京・茅場町の屋上菜園で「ハーブの日」を楽しむイベント開催 エスビー食品2024年7月26日
-
鳥インフル 米国オハイオ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2024年7月26日
-
大玉すいか販売大幅減 小玉「ピノ・ガール」は前年比146.8% 農業総研2024年7月26日
-
千葉県市原市 特産の梨 担い手確保・育成へ 全国から研修生募集2024年7月26日
-
水産・農畜産振興 自治体との共創事例紹介でウェビナー開催 フーディソン2024年7月26日
-
新規除草剤「ラピディシル」アルゼンチンで農薬登録を取得 住友化学2024年7月26日
-
自由研究に「物流・ITおしごと体験」8月は14回開催 パルシステム連合会2024年7月26日
-
高槻市特産「服部越瓜」の漬け込み作業が最盛期2024年7月26日