JAの活動:第70回JA全国青年大会
【第70回JA全国青年大会詳報・3】ダンスで農作業を楽しく パネルディスカッション2024年3月5日
全国農協青年組織協議会(JA全青協)が2月28日、東京都内で開いた第70回JA全国青年大会のゲストパネラーに「オドル野菜プロジェクト」を全国で展開する元ダンサーのEXILE USA(エグザイルうさ)氏を招いたディスカッションの内容を紹介する。
■パネルディスカッション
農業の魅力を共有したパネルディスカッション
ダンスで農作業を楽しく
パネルディスカッションでは、「オドル野菜プロジェクト」を全国で展開しているEXILE USA氏をゲストパネラーに、JA全青協副会長の前原祐樹、同酒井雅博、同理事の五日市達洋、同武内誠の各氏が参加し、農業の楽しさを広めるため、地域を巻き込んだ農業のファンづくりをいかに実践するかについて意見交換した。
USA氏は、歌と踊りで豊作を願う日本古来の「田楽」をヒントに、農業のダンスミュージックを取り入れた「オドル野菜プロジェクト」を全国各地で展開し、農業の楽しさや魅力を伝える活動を行っている。
2022年から鹿児島県の南大隅町で新規就農し、露地とハウスでアボカドやテキーラの原料となるブルーアガベを栽培するなど、楽しい農業の実現に自ら挑戦している。
パネルディスカッションでUSA氏は「ダンスは楽しい。悩みや不安を解決し、心も体も健康にしてくれる。野菜をたくさん食べて健康になろうという思いは同じだ。ダンスを通じて農業の楽しさを発信し、実際に参加できる機会を増やしていきたい」と、プロジェクトを全国に広げることに意欲を示した。
コーディネーターを務めた前原氏は「我々青年部も積極的に外に飛び出し、発信していきたい。USAさんと共有できる機会を増やしたい」と、各自地元でのプロジェクトの実施を呼び掛けた。
(関連記事)
農業の価値を再認識 JA全国青年大会 最優秀に吉田雅氏(埼玉・JA南彩) (24.2.29)
【第70回JA全国青年大会詳報】
重要な記事
最新の記事
-
(382)「ファミリー・ビジネス」の生き残り【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年5月3日
-
むらの掟【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第289回2024年5月2日
-
主食用多収品種の「にじのきらめき」が人気になる理由【熊野孝文・米マーケット情報】2024年4月30日
-
令和6年春の叙勲 5人が受章(農水省関係)2024年4月29日
-
シンとんぼ(90)みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(1)2024年4月27日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(8)【防除学習帖】 第247回2024年4月27日
-
土壌診断の基礎知識(17)【今さら聞けない営農情報】第247回2024年4月27日
-
【欧米の農政転換と農民運動】環境重視と自由化の矛盾 イギリス農民の怒りの正体と運動の行方(2)駒澤大学名誉教授 溝手芳計氏2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内で多発のおそれ 熊本県2024年4月26日
-
【注意報】核果類にナシヒメシンクイ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年4月26日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2024年4月26日
-
「沖縄県産パインアップルフェア」銀座の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年4月26日
-
「みのりカフェ博多店」24日から「開業3周年記念フェア」開催 JA全農2024年4月26日
-
「菊池水田ごぼう」が収穫最盛期を迎える JA菊池2024年4月26日
-
「JAタウンのうた」MV公開 公式応援大使・根本凪が歌とダンスで産地を応援2024年4月26日
-
中堅職員が新事業を提案 全中教育部「ミライ共創プロジェクト」成果発表2024年4月26日
-
子実用トウモロコシ 生産引き上げ困難 坂本農相2024年4月26日
-
(381)20代6割、30代5割、40/50代4割【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月26日
-
【JA人事】JA北つくば(茨城県)新組合長に川津修氏(4月20日)2024年4月26日