環境保全型農業「消費者からの支えが大事」2014年2月26日
全国環境保全型農業推進会議(事務局:日本土壌協会)は2月25日、東京・千代田区の内幸町ホールで第19回環境保全型農業推進コンクールの表彰式・シンポジウムを開いた。
このコンクールは、環境保全型農業や有機農業の経営・技術改善に取り組む個人・団体を表彰するもの。
今回は地元JAの下部組織として発足した経緯をもつ山形県の遊佐町共同開発米部会などが大賞を受賞した。
表彰式で推進会議の松本聰会長は、「環境保全型農業をよりいっそうすすめるためには、消費者からの支えが必要だ。取り組む方にとっては、多少遠回りと思われるかもしれないが、地道な活動をがんばって続けてほしい」と受賞者らを激励した。
来賓では横山信一・農林水産大臣政務官があいさつ。「日本農業が持続的に発展するために、環境保全型農業への取り組みが大事になる」と述べ、これへの支援策として、日本型直接支払制度の制定に取り組んでいることを紹介した。
大賞受賞者の事例報告では、遊佐町共同開発米部会の菅原英児会長らが発表。菅原会長は、約40年前に生活クラブ生協と出会ったことから環境保全型農業に取り組み始めたこと、農法・価格・ブレンド方法・食べ方など米に関するあらゆることを消費者とともに創り上げる「協同開発米事業」を立ち上げたこと、地域の未利用資源を活用した肥料「遊佐づくし」を開発し米だけでなくエゴマ、パプリカなどの生産にも役立てていることなどを紹介。「これからも環境保全型農業推進する」と決意を新たにした。
(全受賞者は1月31日付ニュース「山形県遊佐町の共同開発米部会など2件が大賞」で)
(写真)
上:あいさつする松本会長
下:表彰を受ける遊佐町共同開発米部会
(関連記事)
・山形県遊佐町の共同開発米部会など2件が大賞(2014.01.31)
・作期移行で高温障害防ぐ 土づくりシンポジウム(2013.12.13)
・有機JAS農産物、米国への輸出可能に(2013.09.30)
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