TPP交渉、情報開示の徹底を 萬歳JA全中会長2014年10月28日
オーストラリアのシドニーで10月25日から開かれていたTPP閣僚会合についてJA全中の萬歳章会長は27日、交渉は山場を迎えており、今後とも国会決議の実現を危機感を持って求めるなどのコメントを発表した。
シドニーで3日間行われた閣僚会合は共同声明で「市場アクセス交渉と貿易、投資のルールについて重要な進展を果たした」と表明した。
ただ、具体的な交渉内容は明らかではない。
萬歳章会長は「農業分野について交渉結果に直接影響を受けるのは農業者であり、生産現場に不安と混乱を招かないよう、政府は可能な限り情報開示を徹底すべきである」と強調した。
そのうえで「日本が交渉に参加してから1年数ヶ月を経て、今、交渉は大きな山場を迎えており、予断を許さない厳しい交渉が続いている」との認識のもと「今後とも、国会および自民党の決議実現のため危機感を持って取り組みを強化していきたい」とコメントした。
(関連記事)
・【インタビュー】歌手・加藤登紀子さん 「生きるとは土を耕すこと」(2014.10.27)
・地方創生で地域は疲弊、「富」は中央が吸い取り 浜矩子・同志社大学大学院教授(2014.10.24)
・【TPP】「決議守り抜け」自民議連が決議(2014.10.23)
・農協がコミュニティの再構築を 田代洋一・大妻女子大学教授(2014.10.23)
・JA解体の第1弾 監査機能を剥奪し中央会の無力化へ 福間莞爾・新世紀JA研究会顧問(2014.10.23)
重要な記事
最新の記事
-
【サステナ防除のすすめ2025】水稲の本田防除(1)育苗箱処理剤が柱2025年6月17日
-
【サステナ防除のすすめ2025】水稲の本田防除(2)雑草管理小まめに2025年6月17日
-
米 収穫量調査 衛星データなど新技術活用へ2025年6月17日
-
価格高騰で3人に1人が米の消費減 パンやうどん、パスタ消費が増加 エクスクリエの調査から2025年6月17日
-
深刻化するコメ加工食品業界の原料米確保情勢【熊野孝文・米マーケット情報】2025年6月17日
-
2025年産加工かぼちゃ出荷販売会議 香港輸出継続や規格外品の試験出荷で単収向上を JA全農みえ2025年6月17日
-
2024年産加工用契約栽培キャベツ出荷販売反省会を開催 旬別出荷計画の策定や「Z-GIS」の導入推進を確認 JA全農みえ2025年6月17日
-
和歌山「有田みかん大使」募集中 JAありだ共選協議会2025年6月17日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第110回2025年6月17日
-
「第100回山形農業まつり農機ショー」8月28~30日に開催 山形県農機協会2025年6月17日
-
北海道産赤肉メロン使用「とろける食感 ぎゅっとメロン」17日から発売 ファミリーマート2025年6月17日
-
中標津町と繊維リサイクル推進に関する協定締結 コープさっぽろ2025年6月17日
-
神奈川県職員採用 農政技術(農業土木)経験者募集 7月25日まで2025年6月17日
-
【役員人事】ノウタス(6月17日付)2025年6月17日
-
「九州うまいもの大集合」17日から開催 セブン‐イレブン2025年6月17日
-
農薬出荷数量は1.5%増、農薬出荷金額は2.8%増 2025年農薬年度4月末出荷実績 クロップライフジャパン2025年6月17日
-
中国CHERVON社と代理店契約 EGO製品の国内販売を開始 井関農機2025年6月17日
-
鳥インフル ブラジルからの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年6月17日
-
戦後80年にできることは?情報誌『のんびる』7・8月号受注開始 パルシステム連合会2025年6月17日
-
千葉県成田市に初出店「カインズユアエルム成田店」2025年秋オープン2025年6月17日