「健全で豊かな森づくり」で事業提携 コープネットと飛騨高山森組2015年4月14日
生協のコープネット事業連合とその子会社である(株)コープサービスは、岐阜県の飛騨高山森林組合と事業提携し、3者で継続して森林整備および環境保全に努める「健全で豊かな飛騨高山の森づくりを進める共同宣言」に調印することにし、4月24日に飛騨高山森組本所で調印式を開催する。
この事業提携は、森林の生産・消費のサイクル(植える→育てる→使う→植える)および、飛騨高山の持続可能な森林整備の維持を目的としている。
具体的には、(株)コープサービスの住宅事業部・コープハウジングが取り扱う住宅ブランド「コープ・システムホーム21」と、千葉県で展開している注文住宅ブランド「キャリーズ工房」で、飛騨高山森組が所有する一貫生産された良質なヒノキとスギを建築材料として使用する。
(写真)飛騨高山森組管理の森林
飛騨高山森組には、持続可能な森林管理とトレーサビリティが確保された高品質な木材を安定供給するノウハウがあり、消費地にある生協側が飛騨高山産材の需要を増やすことに取り組むことで、健全で豊かな飛騨高山の森づくりを進めることに貢献しようという取組みだ。
この「共同宣言」に基づいて、コープネットでは2016年から、組合員とともに飛騨高山森組の所有林1haに毎年約300本のスギ苗の植樹を実施していくことにしている。
飛騨高山森林組合(内木彦治組合長)は、岐阜県高山市にあり、管轄面積は25万3000ha。
(写真)飛騨高山の建材を使用した建築中の住宅
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