大筋合意内容、生産現場「容易ではない」-奥野全中会長コメント2015年10月6日
JA全中の奥野長衛会長は米国アトランタで行われていたTPP閣僚会合に関するコメントを10月6日に公表した。
奥野会長は談話で、農業分野の大筋合意内容については精査が必要であるとしながらも「生産現場の受けとめは『容易ではない』というものと想定され、生産者の将来不安が早急に払しょくされるべきである」との認識を示したうえで「そのためにも、国会決議に記されている『再生産』を確実にする関連法制度の整備やそれに沿った予算措置など、万全の対応が不可欠である」と強調した。 なお、政府・与党からの報告など大筋合意に関する詳細な内容をふまえて改めて会長談話を発表することにしている。
(関連記事)
・輸入増加分を国産備蓄米で買入れ-林農相 (15.10.06)
・米の米国・豪州向け特別枠-TPP大筋合意 (15.10.06)
・【TPP】国会決議破りのTPP「合意」は許さず-緊急国会行動 (15.09.30)
・【TPP】合意は許さない緊急行動-TPP反対市民団体 (15.09.28)
・9月30日からTPP閣僚会合-USTR (15.09.28)
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