東北大大学院生と明治大大学院生に決定 平成28年度人文・社会科学系若手研究者助成 日本農業研究所2016年2月16日
(公財)日本農業研究所は2月12日、平成28年度人文・社会科学系若手研究者助成について2人の研究課題を対象とすることを公表した。
食料・農業・農村をめぐる問題がグローバル化しているが、その解決には農業現場を踏まえた実証的研究が不可欠。同研究所のこの考えにより、課題解決について意欲を持つ若手研究者の育成と研究についての助成を目的に2007年から行われている。
助成期間は4月1日から翌年3月31日までの1年間で、助成額は35万円以内となっている。
今回、6件の応募の中から、次の2人の研究課題に決定した。
▽「農業生産法人の発展方向と今後の展開可能性ー宮城県東松島市・岩沼市を事例にー」東北大学大学院農学研究科博士課程後期 西田陽平(26歳)
▽「獣害対策としてのエゾシカの食肉化における流通主体の役割と主体間関係に関する研究」明治大学大学院農学研究科博士課程後期 長尾真弓(26歳)
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