日中農業協力グループ会議開催へ-日中事務次官級対話2016年3月22日
3月21日、北京で日中農業担当省事務次官級対話が開催された。定期対話は7回め。平成22年以来、6年ぶり。日中両国の農水分野の相互理解を深め、連携・協力関係活性化のため、2004年から実施している。
日本側は本川一善農林水産事務次官、中国側は屈冬玉(クツ・トウギョク)農業部副部長が出席した。
今回の対話では、日中両国の農業政策の動向、両国の交流・協力の状況を紹介し、今後とも二国間の交流と協力を発展させていくことで一致した。 また、これまで科学技術交流に限定されていた日中農業科学技術交流グループ会議を、幅広く農業問題を議論できる局長級の日中農業協力グループ会議に改め、今年後半に第1回を開催することで一致した。
食料安全保障については農業生産増大のため、農業インフラ整備と科学技術革新が必要との認識で一致した。農産物貿易については日中韓FTA交渉と東アジア地域包括的経済連携(RCEP)交渉について意見交換した。 越境性動物疾病への対応については、農研機構動物衛生研究所と中国の蘭州獣医研究所との間で、口蹄疫の共同研究、技術協力、研究者の交流などをおもな内容とする覚書を締結することに合意した。
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