ロボット農機安全に 農水省がガイドライン2016年3月22日
農林水産省は「ロボット農機に関する安全性確保ガイドライン(案)を取りまとめ、3月18日発表した。
同省は「スマート農業の実現に向けた研究会」で、無人自動走行する農業機械(ロボット農機)の実用化を見据え、その安全性の確保を目的に、リスクアセスメントの実施など、基本的な考えから関係者の役割等を示すガイドラインづくりを検討してきた。
基本的な考え方として、他産業のロボットと違い、ロボット農機はほ場等の開放系で使われ、農業者等の使用者が多様であることを前提に、リスクを人に対する危害として想定。また適用範囲は、使用者が搭乗せず無人で自律走行するものとした。
また、安全性確保については、死亡事故等の重大事故を生じさせないようにするとともに、その他の事故の頻度も可能な限り低減することを目指す。さらに多重安全の考え方を採用。一つの保護方策が十分機能しなかった場合でも事故防止できるように、余裕のある保護方策を講じることとした。
このほか、使用者の条件として、製造者等が実施する訓練などを受け、使用上の条件・情報の十分な理解を挙げる。目的外の使用、走行中にほ場に立ち入らない、降雨や視界不良で監視が難しいときは自立走行させないことなどを細かく規定している。
詳細は同省ホームページへ。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】果樹などにチュウゴクアミガサハゴロモ 県内で初めて確認 兵庫県2025年12月16日 -
【特殊報】トマト青かび病 県内で初めて確認 栃木県2025年12月16日 -
【プレミアムトーク・人生一路】佐久総合病院名誉院長 夏川周介氏(中)農村医療と経営は両輪(1)2025年12月16日 -
【プレミアムトーク・人生一路】佐久総合病院名誉院長 夏川周介氏(中)農村医療と経営は両輪(2)2025年12月16日 -
全中 新会長推薦者に神農佳人氏2025年12月16日 -
ひこばえと外国産米は主食用供給量に加えられるのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年12月16日 -
米トレサ法で初の勧告措置 「博多天ぷら たかお」が米産地を不適正表示2025年12月16日 -
鳥インフルエンザ 兵庫県で国内7例目を確認2025年12月16日 -
「第3回高校生とつながる!つなげる! ジーニアス農業遺産ふーどコンテスト」受賞アイデア決定 農水省2025年12月16日 -
「NHK歳末たすけあい」へ150万円を寄付 JA全農2025年12月16日 -
米の流通に関する有識者懇話会 第3回「 研究者・情報発信者に聴く」開催 JA全農2025年12月16日 -
【浅野純次・読書の楽しみ】第116回2025年12月16日 -
北海道農業の魅力を伝える特別授業「ホクレン・ハイスクール・キャラバン」開催2025年12月16日 -
全自動野菜移植機「PVZ100」を新発売 スイートコーンとキャベツに対応 井関農機2025年12月16日 -
Eco-LAB公式サイトに新コンテンツ開設 第一弾は「バイオスティミュラントの歴史と各国の動き」 AGRI SMILE2025年12月16日 -
国内草刈り市場向けに新製品 欧州向けはモデルチェンジ 井関農機2025年12月16日 -
農機の生産性向上で新製品や実証実験 「ザルビオ」マップと連携 井関農機とJA全農2025年12月16日 -
農家経営支援システムについて学ぶ JA熊本中央会2025年12月16日 -
7才の交通安全プロジェクト 全国の小学校に横断旗を寄贈 こくみん共済coop2025年12月16日 -
北海道上川町と未来共創パートナーシップ協定を締結 東洋ライス2025年12月16日


































