農業研究の功績を表彰-日本農業研究所賞2016年5月11日
公益財団法人日本農業研究所は5月10日、東京都内で第27回日本農業研究所賞の表彰式を行った。
同賞は昭和40年に制定され今回で27回め。農業に関する学術研究上に顕著な業績をあげた研究者を表彰してきた。
第27回は▽「北海道農業の振興に果たす農協の役割に関する研究」の太田原高昭北海道大学名誉教授、▽「水稲の生育予測モデルの開発とアジア稲作の地球温暖化影響に関する研究」の堀江武京都大学名誉教授、▽「農耕地から発生する温室効果微量ガスの評価と削減技術の開発・普及」の陽捷行北里大学名誉教授の3氏。
太田原氏は「農協と北海道農業の分野で仕事をしてきた。地味だがベーシックな分野に光を当てていただいたことは、同学の若い研究者の大きな励みになる。とくに農協改革についてはさまざまな議論がなされ評価が定まらないところ。そこに新しい角度から評価が加えられるきっかけになればと念願している」などと話した。
(写真)3受賞者とも夫人とともに表彰式に出席。前列左から太田原高昭氏、堀江武氏(左から3人め)、陽捷行氏(左から5人め)。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(161)-食料・農業・農村基本計画(3)-2025年9月27日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(78)【防除学習帖】第317回2025年9月27日
-
農薬の正しい使い方(51)【今さら聞けない営農情報】第317回2025年9月27日
-
【特殊報】タケ類にシナチクノメイガ 府内で初めて確認 大阪府2025年9月26日
-
【特殊報】タケ類にキモンホソバノメイガ 府内で初めて確認 大阪府2025年9月26日
-
乾田直は栽培に対応したサービス・技術開発を加速 環境対策やデジタル領域で BASFジャパン2025年9月26日
-
石破総理「世界のおにぎり屋を10倍に」日本産食材をニューヨークでアピール 農水省2025年9月26日
-
【全中教育部・オンラインJAアカデミー】高齢者支援から広がる地域課題の解決ビジネス ヤマト運輸「ネコサポ」に学ぶ2025年9月26日
-
(454)名前と番号【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年9月26日
-
「岡山県産マスカット・オブ・アレキサンドリア」原料のフレグランス FERNANDA JAPANが販売開始 小川香料、JA全農おかやま、農林中金岡山支店2025年9月26日
-
不二家と共同開発 山梨県産すもも使用「ニッポンエールパレッティエ」新発売 JA全農2025年9月26日
-
岩手県産純情りんご「紅いわてフェア」26日から開催 JA全農2025年9月26日
-
「WTTスマッシュ中国」開幕 卓球日本代表選手を「ニッポンの食」でサポート JA全農2025年9月26日
-
「JA共済マルシェ」を開催 全国の農産物・加工品を販売 防災特設ブースも設置 JA共済連2025年9月26日
-
茨城県水戸市、静岡県浜松市における蓄電所事業へ参画 JA三井リース2025年9月26日
-
吉野梨「新高」台湾へ JAやつしろ2025年9月26日
-
企業型確定拠出年金の全国普及へ 岡三証券グループと合弁会社設立 農林中金2025年9月26日
-
協同組合の存在価値を考える 日本協同組合学会の杉本貴志会長が講演 日本共済協会2025年9月26日
-
農業の従業員給与「上昇」6割超 稲作、酪農で増加 日本公庫調査2025年9月26日
-
アジアイネとアフリカイネの雑種障壁を克服 稔性雑種の育成手法を確立 国際農研2025年9月26日