1月の降雪と低温で農作物被害55億円2016年5月25日
農林水産省は5月24日、1月から3月の農作物被害の応急調査結果を発表した。
この期間の被害は1月17日から25日にかけての降雪、低温によるもので被害面積は5680ha、被害見込み金額は55億1000万円となった。
この期間の気象は1月17日から19日にかけて、低気圧が本州南岸を発達しながら通過、18日には太平洋側で湿った雪を積もらせた。23日から25日にかけては、西日本から沖縄・奄美を中心に大陸からの強い寒気が流れ込み、九州でも所々で大雪となった。
作物別の被害見込み金額は、サヤエンドウなど野菜が31億8000万円(58%)ともっとも大きく、ビワなどの果樹が16億2000万円、かんきつ苗などその他農作物が6億9100万円となった。
都道府県別では鹿児島県が31億6000万円(57%)ともっとも大きく、次いで長崎県11億7000万円、福岡県7億3100万円となった。
重要な記事
最新の記事
-
小泉農相 米の緊急輸入は「否定されるべきではない」2025年6月7日
-
シンとんぼ(145)-改正食料・農業・農村基本法(31)-2025年6月7日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(62)【防除学習帖】第301回2025年6月7日
-
農薬の正しい使い方(35)【今さら聞けない営農情報】第301回2025年6月7日
-
【注意報】さとうきびに黒穂病 多良間島で多発のおそれ 沖縄県2025年6月6日
-
【注意報】さとうきびにメイチュウ類 久米島で多発のおそれ 沖縄県2025年6月6日
-
備蓄米なくなれば米の緊急輸入も 小泉農相表明2025年6月6日
-
全農 備蓄米 出荷済数量7割に 6月5日現在2025年6月6日
-
米価 「下がる見通し」判断増えず 米穀機構2025年6月6日
-
【動き始めたバイオスティミュラント】農水省がガイドラインを公表 今後は業界の自主的なルール作りと適切な運用が課題に2025年6月6日
-
米の自給守り抜く瀬戸際 農家への所得補償を 国会内で緊急集会2025年6月6日
-
供給過剰なら備蓄米確保を JA全中 山野会長2025年6月6日
-
【'25新組合長に聞く】JA馬路村(高知) 長野桃太氏(3/26就任) 「村興し」のその先へ2025年6月6日
-
【統計】りんごの収穫量 前年産比1%増 農水省2025年6月6日
-
【統計】みかんの収穫量 前年産比18%減 農水省2025年6月6日
-
(438)食と金融における「余白」と「ゆらぎ」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年6月6日
-
【JA人事】JAひがし宗谷(北海道)佐藤裕司組合長を再任(5月16日)2025年6月6日
-
大手農機メーカーの大型作業機が集結 JAグループ宮城の「営農支援フェア2025」2025年6月6日
-
若手農業従事者90人に聞いた「農作業と熱中症に関する実態調査」草刈り、薬剤散布は特に注意2025年6月6日
-
タイの研究開発拠点を拡張 現地ニーズを反映した製品開発を加速 クボタ2025年6月6日