新たな土地改良長期計画を議論-農水省審議会2016年6月10日
農林水産省は6月15日に食料・農業・農村政策審議会農業農村振興整備部会を開催し、新たな土地改良長期計画策定に向けて議論を再開する。
新たな土地改良長期計画については昨年8月から審議を開始し今年3月末に中間とりまとめと5月のパブリックコメントを経て新計画案が策定されている。
15日の部会で新計画案について議論し8月に答申、政府は8月中の閣議決定をめざしている。
新たな計画では、国民に多くの恩恵をもたらしてきた農村の役割や「農村協働力」への働きかけを通じて農村の潜在力を高めてきた土地改良事業の特徴を改めて評価している。
そのうえで農村の潜在力を発揮させることによって、大きく変化する社会経済情勢にも順応できる個性豊かな農業・農村の実現をめざす。具体的には施策ごとに重要業績指標を示し、事業を重点的・効率的に実施する。 たとえば、担い手の米の生産コスト大幅削減に向けて、32年度までの5年間に水田の大区画化8.3万ha、水田の汎用化15.9万haなどの数値目標が示される。また、産地収益力向上に向けて、基盤整備完了地区における6次産業化の取り組みによる雇用と売上げの増加率を2.5倍以上とするなどもある。
農業農村振興整備部会は一般傍聴が可能。申込みは農林水産省のホームページから。6月13日午後5時が締め切り。
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