被災地域の酪農支援に義援金3500万円贈呈-中酪2016年6月24日
(一社)中央酪農会議は6月23日、熊本地震で被害を受けた酪農家への義援金額などをとりまとめた。117日現在で3500万円となった。
4月14日から16日に発生した熊本地震では牛舎の倒壊や生乳出荷ができないなどの甚大な被害が発生した。また、生産施設や、乳業工場にも大きな被害が出て、生乳の広域輸送や仕向け用途の変更なども余儀なくされた。その後も大規模な余震が発生し九州随一の生産地域である被災地は地震が収束したとは言えない状態が続いている。
中央酪農会議は被災地の酪農経営を支援するため指定団体と酪農家、さらに酪農機械メーカーと一般の人からも義援金を募ってきた。
その結果、6月17日現在で3534万6070円が集まった。この義援金は九州生乳販連を通じて被災地域へ贈呈する。義援金についての問い合わせは現在も続いていることから最終的な結果は9月の同会議理事会で報告される予定。
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