カードで農業水利施設に親しみ 直売所を中心に配布2016年8月3日
農水省は農業用の水路や堰などの農業水利施設の役割を知ってもらうため、8月1日の水の日から、全国19地区の直売所や収穫祭で「水の恵みカード」を配布する。
「水の恵みカード」は表面に農作物の情報、裏面に水の恵み施設情報を掲載。それぞれの特徴を中心に取り上げている。カードの作成地区は北海道から沖縄県までの全国19地区。19種類のカードを各地区1000枚ずつ、ＪＡの直売所やＡコープを中心に配布する。
直売所などを通じて配布することについて、同省の担当者は「一般消費者にとって身近な農作物を通して、農業を行うための施設があることを知るきっかけにしてほしい」と話す。農業用水の大切さや農業水利施設を有効に使うことで品質の良い農産物の生産につながることを認識してもらうことが目的。
配布場所などについて農水省のホームページで確認できる。
（写真）長野県安曇野地区の水の恵みカード
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