北海道・水田に浸水 台風11号・9号2016年8月24日
農水省は8月24日、台風第11号と第9号の被害状況をまとめた。また北海道庁によると20日からの大雨で、石狩川が氾濫し、水稲で244.6haの被害面積が出ているという。
いずれも北海道で、農作物などに647ha、農作業用ハウス等に157件の被害が報告されている。このほか、農地の損壊や被害額などについては調査中となっている。
23日には北海道深川市で石狩川が氾濫し、水田に浸水被害が広がっている。
北見市などを管内にもつJAきたみらいでは、台風第7号と11号を合わせた被害面積は480haで、うちタマネギでの被害面積が240ha、バレイショ37ha、てん菜78ha、大豆22ha、牧草16ha、その他となり、管内の耕作面積のうち約2%に被害があったことになる。担当者は「全体の被害面積は少ないが、大きな被害を受けている人は多い」と話している。
北海道の被害状況(8月23日付)は次の通り(調査中の市町村も含む)。PDFはこちらから。
※空知の水稲には深川市のソバ、北竜町の大豆被害面積を含んだ総数です。
上川の水稲は当麻町の露地栽培などを含んだ被害面積です。
オホーツクのバレイショはてん菜や露地野菜などを含んだ被害面積で、ほとんどの市町村がまだ調査中です。
なお、グラフは北海道庁のデータをもとに編集部で作成したものです。
(関連記事)
・北海道・スイートコーン2300ha超被害 台風7号 (16.08.24)
重要な記事
最新の記事
-
米の作況指数の公表廃止 実態にあった収量把握へ 小泉農相表明2025年6月16日
-
【農協時論】米騒動の始末 "瑞穂の国"守る情報発信不可欠 今尾和實・協同組合懇話会委員(前代表)2025年6月16日
-
全農 備蓄米 出荷済み16万5000t 進度率56%2025年6月16日
-
「農村破壊の政治、転換を」 新潟で「百姓一揆」デモ 雨ついて農家ら220人2025年6月16日
-
つながる!消費者と生産者 7月21日、浜松で「令和の百姓一揆」 トラクターで行進2025年6月16日
-
【人事異動】農水省(6月16日付)2025年6月16日
-
3-R循環野菜、広島県産野菜のマルシェでプレゼント 第3回ひろしまの旬を楽しむ野菜市~ベジミル測定~ JA全農ひろしま2025年6月16日
-
秋田県産青果物をPRする令和7年度「あきたフレッシュ大使」3人が決定 JA全農あきた2025年6月16日
-
JA全農ひろしまと広島大学の共同研究 田植え直後のメタンガス排出量調査を実施2025年6月16日
-
生協ひろしま×JA全農ひろしま 協働の米づくり活動、三原市高坂町で田植え2025年6月16日
-
JA職員のフードドライブ活動で(一社)フードバンクあきたに寄贈 JA全農あきた2025年6月16日
-
【地域を診る】「平成の大合併」の傷跡深く 過疎化進み自治体弱体化 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年6月16日
-
いちじく「博多とよみつひめ」特別価格で予約受付中 JAタウン2025年6月16日
-
日本生協連とコープ共済連がともに初の女性トップ、新井新会長と笹川新理事長を選任2025年6月16日
-
【役員人事】日本コープ共済生活協同組合連合会 新理事長に笹川博子氏(6月13日付)2025年6月16日
-
【役員人事】2027年国際園芸博覧会協会 新会長に筒井義信氏(6月18日付)2025年6月16日
-
農業分野で世界初のJCMクレジット発行へ前進 ヤンマー2025年6月16日
-
(一社)日本植物防疫協会 第14回総会開く2025年6月16日
-
農業にインパクト投資を アンドパブリックと実証実験で提携 AGRIST2025年6月16日
-
鳥取・道の駅ほうじょう「2025大大大スイカフェスティバル」22日まで開催中2025年6月16日