廃棄野菜を染料に 豊島(株) 農業女子PJ参画へ2016年10月28日
繊維専門商社の豊島(株)(本社:名古屋市)は、農水省が推進する農業女子プロジェクトの第4期(今年11月から)への参画を公表した。農業女子の【食】と豊島のオーガニックコットン【衣】との融合を目指し、農業女子のニーズにあったファッションの商品化を目指す。
豊島(株)は、11月5日と6日に東京の丸の内仲通り・行幸通りで開催される食と農林漁業の祭典「ジャパンハーヴェスト2016」に参加。農業女子のファッションスタイルの提案を行う他、農業女子オン⇔オフのスタイリング提案を行うファッションショーで、衣装提供を行う事が決定している。
また同社が以前から商品化している「野菜の色と暮らそう」がコンセプトの野菜染め商品「FOOD TEXTILE」も同日にAgriculture Fieldのブースで販売する。「FOOD TEXTILE」は廃棄予定の野菜や食材を染料に変えて使い、野菜の鮮やかな色合いを再現したもの。
同社担当者は、農業女子プロジェクトへの参画について「農業女子の【食】と豊島のオーガニックコットン【衣】との融合(野菜もコットンも両方とも畑から取れるという親和性)を意識した。これから、農業女子の情報発信力と農作業用の衣料品への視点を取り入れたい。農業女子とのヒアリングの中で、作業着を改良している方が多かった。その意見を取り入れ商品化することは、一般消費者にとっても快適な商品の開発になると考えています」と話している。
(写真)「FOOD TEXTILE」商品一例、長ネギで染めたエプロン
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