農協改革は自己改革が基本-自民党が決議2016年11月28日
自民党は政務調査会として農業競争力強化プログラムの策定に当たって決議を採択した。
全農改革をはじめとした農協改革に関して、自己改革が基本であることが前提だと決議した。
規制改革推進会議農業WGの「意見」ではJAの信用事業にも3年後に事業実施JAを半減させるなどの提言が盛り込まれていたが、決議では「JA信用事業の代理店方式については、組合員の事業利用に関わることであり、あくまでも選択肢としてJA自らが判断すること」とした。
「クミカン」(組合員勘定制度)については「農家からも支持されており廃止するのではなく、現場の意見を取り入れて地域で求められる機能を十分に発揮できるよう改善することと」とした。
全農の事業改革については「生産資材の買い方については、真の農業者の立場に立って、共同購入のメリットを最大化するために必要な改革を加速化すること」、また、販売事業については「安定的な取引先の確保を通じた委託販売から買取販売への転換に取り組むこと」とした。
また、全農の自己改革のフォローアップについては与党として了承した「農業競争力強化プログラム」のなかで「全農は年次計画やそれに含まれる数値目標を公表し、与党及び政府は、その進捗状況について、定期的なフォローアップを行う」とされている。それに対して自民党としての決議では「全農の自己改革についての与党・政府によるフォローアップについては、与党及び農林水産省が緊密に連携しながら行うものとすること」と具体的に農水省の関与を促した。
重要な記事
最新の記事
-
【11月中酪販売乳量】1年2カ月ぶり前年度割れ、頭数減で北海道"減速"2025年12月18日 -
【消費者の目・花ちゃん】ミツバチとともに2025年12月18日 -
一足早く2025年の花産業を振り返る【花づくりの現場から 宇田明】第75回2025年12月18日 -
笹の実、次年子・笹子【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第369回2025年12月18日 -
虹コンのレインボーファーム「農閑期は焼肉ぴゅあに行くっきゃない!」スタンプラリー実施 JA全農2025年12月18日 -
「淡路島産白菜」使用 カレーとシチューメニューをハウス食品と提案 JAグループ兵庫2025年12月18日 -
畜産の新たな社会的価値創出へ 研究開発プラットフォーム設立 農研機構2025年12月18日 -
佐賀の「いちごさん」表参道でスイーツコラボ「いちごさんどう2026」開催2025年12月18日 -
カインズ「第26回グリーン購入大賞」農林水産特別部門で大賞受賞2025年12月18日 -
軟白ねぎ目揃い会開く JA鶴岡2025年12月18日 -
信州りんご×音楽 クリスマス限定カフェイベント開催 銀座NAGANO2025年12月18日 -
IOC「オリーブオイル理化学type A認証」5年連続で取得 J-オイルミルズ2025年12月18日 -
【役員人事】クミアイ化学工業(1月23日付)2025年12月18日 -
油糧酵母ロドトルラ属 全ゲノム解析から実験室下での染色体変異の蓄積を発見 東京農大2025年12月18日 -
約1万軒の生産者から選ばれた「食べチョクアワード2025」発表2025年12月18日 -
兵庫県丹波市と農業連携協定 生産地と消費地の新たな連携創出へ 大阪府泉大津市2025年12月18日 -
乳酸菌飲料容器の再資源化へ 神戸市、関連14社と連携協定 雪印メグミルク2025年12月18日 -
特別支援学校と深める連携 熊谷の物流センターで新鮮野菜や工芸品を販売 パルライン2025年12月18日 -
東京の植物相を明らかに「東京いきもの台帳」植物の標本情報を公表2025年12月18日 -
鳥インフル 米国からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年12月18日


































