奄美大島、徳之島などの世界遺産登録推薦書を提出へ2017年1月20日
林野庁は1月20日、鹿児島県と沖縄県の「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の世界遺産登録推薦書（正式版）をユネスコに提出することを公表した。
推薦された地域は、大陸からの分離などによる独自の生物進化や国際的にも希少な固有種の生息・生育地。
同日の閣議で推薦書（正式版）を提出することを決定した。提出後、今年夏から秋ごろにユネスコの世界遺産委員会の諮問機関の国際自然保護連合（ＩＵＣＮ）による現地調査と評価が行われ、来年夏に登録の可否が決定される。
世界遺産条約は文化遺産や自然遺産を人類全体の世界の遺産として、損傷や破壊などから保護し、保存するための国際的な協力と援助の体制を確立することが目的。
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