事業スキーム さらに明確化を-山本農相2017年3月29日
全農の年次計画
山本有二農相は3月29日に発表した全農の事業別年次計画について、同日夕、「真に農業者の立場に立つことが明らかな事業スキームとなるよう、さらなる明確化をはかってほしい」などと記者団に話し、さらに改革の具体策が必要との認識を示した。
山本農相は、発表された年次計画について「どのような事業スキームに改めていくのかは、まだはっきりしていない部分があり、ただちに評価しづらい。この計画をベースに真に農業者の立場に立つことが明らかになるような事業スキームのさらなる明確化をはかってほしい」と述べた。
具体的には生産資材購買では競争入札によって農業者に有利な価格で調達することや、中間流通を通さない消費者、実需者への直接販売の拡大などを実践し「農業者が成果を実感するところまで到達してほしい」と強調した。
そのためには役職員の意識改革、外部人材の登用、組織のスリム化などが必要で「農業者に喜んでいただくところまでフォローアップしたいきたい」と話した。
ただ、元イトーヨーカ堂社長の戸井和久氏を理事級のチーフオフィサーとして登用したことや、輸出に関する部署の新設は「具体化が一歩進んだ」と評価、今後のフォローアップについては「私と(全農の中野会長)会長との間でのコミュニケーションは十分にできているという認識はある」と話し、双方の情報共有をフォローアップにつなげる考えを示した。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】タケ類にシナチクノメイガ 府内で初めて確認 大阪府2025年9月26日
-
【特殊報】タケ類にキモンホソバノメイガ 府内で初めて確認 大阪府2025年9月26日
-
乾田直は栽培に対応したサービス・技術開発を加速 環境対策やデジタル領域で BASFジャパン2025年9月26日
-
石破総理「世界のおにぎり屋を10倍に」日本産食材をニューヨークでアピール 農水省2025年9月26日
-
【全中教育部・オンラインJAアカデミー】高齢者支援から広がる地域課題の解決ビジネス ヤマト運輸「ネコサポ」に学ぶ2025年9月26日
-
(454)名前と番号【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年9月26日
-
不二家と共同開発 山梨県産すもも使用「ニッポンエールパレッティエ」新発売 JA全農2025年9月26日
-
岩手県産純情りんご「紅いわてフェア」26日から開催 JA全農2025年9月26日
-
「WTTスマッシュ中国」開幕 卓球日本代表選手を「ニッポンの食」でサポート JA全農2025年9月26日
-
茨城県水戸市、静岡県浜松市における蓄電所事業へ参画 JA三井リース2025年9月26日
-
吉野梨「新高」台湾へ JAやつしろ2025年9月26日
-
企業型確定拠出年金の全国普及へ 岡三証券グループと合弁会社設立 農林中金2025年9月26日
-
協同組合の存在価値を考える 日本協同組合学会の杉本貴志会長が講演 日本共済協会2025年9月26日
-
農業の従業員給与「上昇」6割超 稲作、酪農で増加 日本公庫調査2025年9月26日
-
アジアイネとアフリカイネの雑種障壁を克服 稔性雑種の育成手法を確立 国際農研2025年9月26日
-
ニッポンエール「メイトーのなめらかプリン山梨県産すももソース」新発売 協同乳業2025年9月26日
-
国産農業用ドローン導入サポート「アグリプラスパッケージ」提供開始 マゼックス2025年9月26日
-
軽くてソフト しっかり暖かい「エアライトウォームシャツ」販売開始 コメリ2025年9月26日
-
東北電力と地域に根差したカーボンクレジット活用を推進 フェイガー2025年9月26日
-
健康づくりに町歩き ポールウォーキング体験会開催 パルシステム東京2025年9月26日