世界若者農業サミットに日本から2名参加 バイエル2017年5月22日
今年の10月9日から13日にベルギーのブリュッセルで開催される「第3回世界若者農業者サミット」に、日本から2名の参加が決まった。
この「世界若者農業者サミット」は、農業や関連分野の若き次世代リーダーに刺激を与え、交流をもたらすことを目的に、バイエルの農業教育プログラムの一環として、2年に1度開催される国際会議だ。第1回はカナダ、第2回はオーストラリアで開催されている。
今回の第3回サミットは、バイエル社クロップサイエンス部門(拠点:ドイツのモンハイム)が、「緑のサイクル」およびフランス語圏の若い農業者の組合である「若者農業組合」とともに開催する。
今回のテーマは"feeding a Hungry Planet"(地球レベルでの食糧安定供給について)で、国連の持続可能な開発目標(UN Sustainable Development Goals:SDGs)のうち、飢餓に終止符を打ち、食料の安定確保を達成するとともに、持続可能な農業を推進するという目標に取り組むことを狙いとしている。
このサミットには世界の49か国から100人の代表が参加するが、この100名は今回のテーマについて1500語以内の小論文を提出した95か国1187名の中から選抜された。日本では書類選考の後、バイエルクロップサイエンス社で英語でのプレゼンテーションと面接による最終審査で2名が選出されている。
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