60kgあたり3割増 28年産小麦生産費2017年7月3日
農水省は27日、平成28年産麦類生産費を公表した。小麦の10a当たり生産費は前年産より1.8%減ったが、大幅収量減により60kg当たり生産費は31.6%増えた。
資本利子・地代全額算入生産費(全算入生産費)は、10aあたり6万2637円で、前年に比べ1.8%の減少したが、60kgあたり9242円で、10aあたり収量が過去最高だった前年産に比べ大幅に減少したため、前年産に比べ31.6%の増加となった。
また二条大麦の生産費は10aあたり5万3803円で前年産より4.1%の減った。10aあたり収量の減少に伴う乾燥・調整委託数量の減少で、賃借料および料金が減少したことによる。50kgあたりでは8376円で2.0%増えた。
六条大麦は10aあたり4万6271円で0.9%の増、50kgあたり7238円で3.1%の減。はだか麦は10aあたり4万9032円(前年産費1.3%減)、60kgあたり1万3075円(同12.2%増)だった。
重要な記事
最新の記事
-
不測事態の食料確保、スマート農業法など3法案 衆院で審議スタート2024年4月25日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2024年4月25日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 鳥取県2024年4月25日
-
【注意報】ウメ、モモ、などに果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 和歌山県2024年4月25日
-
【特殊報】キュウリに「キュウリ黄化病」府内で初めて確認 京都府2024年4月25日
-
電動3輪スクーター「EVデリバリー」JA豊橋に導入 ブレイズ2024年4月25日
-
ほ場作業の約9割を自動化するオートコンバイン「YH6135,A7135,A」発売 ヤンマー2024年4月25日
-
むらぐるみの共同労働【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第288回2024年4月25日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「農村は国の本」~焚書として消された丸本彰造著『食糧戰爭』が復刻された2024年4月25日
-
【JA人事】JA水戸(茨城県)新組合長に園部優氏(4月21日)2024年4月25日
-
【人事異動】フジタ(4月1日付)2024年4月25日
-
米麦水分計PB-Rを新発売 ケツト化学2024年4月25日
-
全国の小学校・児童館に横断旗を寄贈「7才の交通安全プロジェクト」こくみん共済 coop2024年4月25日
-
自然とふれあう農業体験 伊勢崎市で27日に開催 パルシステム群馬2024年4月25日
-
野菜の鮮度保持袋で物流2024年問題解決へ「JAGRI KYUSHU」に出展 ベルグリーンワイズ2024年4月25日
-
粉末化でフードロス解決に挑戦 オンラインセミナー開催 アグリフューチャージャパン2024年4月25日
-
長期保存食「からだを想う野菜スープ」シリーズ新発売 アルファー食品2024年4月25日
-
生産者と寄附者が直接つながる「ポケマルふるさと納税」が特許取得 雨風太陽2024年4月25日
-
焼けた香りや音に満足感「パンの食習慣」アンケート実施 パルシステム2024年4月25日
-
埼玉県産いちごの魅力を伝える「いちごソング」が完成2024年4月25日