戦略的輸出基地に181産地-コメの輸出プロジェクト2017年11月1日
農林水産省は10月31日、「コメ海外市場拡大戦略プロジェクト」への事業者と産地などの参加状況を取りまとめた。
農林水産省は9月8日にコメ・コメ加工品の輸出目標「600億円」を平成31年に達成するため、戦略的輸出事業者と産地である戦略的輸出基地が結びつきの強化を後押しする方針を打ち出した。31日に同プロジェクトへの参加状況をまとめたもので戦略的輸出事業者には33事業者が参加する。神明、木徳神糧など大手卸、JA全農、商社などで目標数量の合計は12.5万tとなった(重複計上の場合もある)。
輸出業者と結びつくJAなど戦略的輸出基地として参加を表明した産地(団体・法人)は181。都道府県単位の集荷団体は18。全国単位の集荷団体は1(JA全農)となっている。
戦略的輸出事業者から提出された「重点的に輸出を拡大する国・地域」は中国、台湾、香港、マカオ、シンガポール、タイ、ベトナム、マレーシア、モンゴル、米国、カナダ、EU、オーストラリア、ロシア、中東。
今後は戦略的輸出事業者と戦略的輸出基地の結びつけ、マッチングを推進する。その取り組みを進めて、輸出用米生産の目標数量を設定し、来年1月に取り組み方針や状況についてのリストを更新する。
また、輸出米の取引情報(価格帯や輸出可能数量)に基づき、各県・地域の水田フル活用ビジョンの検討と並行し、30年産米の輸出数量や品種などの調整を進め、取り組みを具体化する。農水省では引き続き産地や輸出業者の参加を募集する。
重要な記事
最新の記事
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(1)2025年9月18日
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(2)2025年9月18日
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(3)2025年9月18日
-
【JA全農の若い力】家畜衛生研究所(3)病気や環境幅広く クリニック西日本分室 小川哲郎さん2025年9月18日
-
【全中・経営ビジョンセミナー】伝統産業「熊野筆」と広島県信用組合に学ぶ 協同組織と地域金融機関の連携2025年9月18日
-
【石破首相退陣に思う】米増産は評価 国のテコ入れで農業守れ 参政党代表 神谷宗幣参議院議員2025年9月18日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】協同組合は生産者と消費者と国民全体を守る~農協人は原点に立ち返って踏ん張ろう2025年9月18日
-
「ひとめぼれ」3万1000円に 全農みやぎが追加払い オファーに応え集荷するため2025年9月18日
-
アケビの皮・間引き野菜・オカヒジキ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第356回2025年9月18日
-
石川佳純の卓球教室「47都道府県サンクスツアー」三重県で開催 JA全農2025年9月18日
-
秋の交通安全キャンペーンを開始 FANTASTICS 八木勇征さん主演の新CM放映 特設サイトも公開 JA共済連2025年9月18日
-
西郷倉庫で25年産米入庫始まる JA鶴岡2025年9月18日
-
「いざ土づくり!美味しい富山を届けよう!」秋の土づくり運動を推進 富山県JAグループ2025年9月18日
-
日本初・民間主導の再突入衛星「あおば」打ち上げ事業を支援 JA三井リース2025年9月18日
-
ドトールコーヒー監修アイスバー「ドトール キャラメルカフェラテ」新発売 協同乳業2025年9月18日
-
「らくのうプチマルシェ」28日に新宿で開催 全酪連2025年9月18日
-
埼玉県「スマート農業技術実演・展示会」参加者を募集2025年9月18日
-
「AGRI WEEK in F VILLAGE 2025」に協賛 食と農業を学ぶ秋の祭典 クボタ2025年9月18日
-
農家向け生成AI活用支援サービス「農業AI顧問」提供開始 農情人2025年9月18日
-
段ボール、堆肥、苗で不耕起栽培「ノーディグ菜園」を普及 日本ノーディグ協会2025年9月18日