農業経営で女性が果たす役割9割が重要と回答2017年11月21日
・女性農業者・農業女子PJ等に関する意識意向調査
この調査は、農林水産行政に対する意見・要望を把握することを目的に、全国から公募等により選ばれた農林水産情報交流モニターを対象に、生産者モニター1460名、流通加工業者モニター627名、消費者モニター905名の計2992名のアンケート回答を集計し、女性農業者・農業女子PJ等に関する意識・意向を調査したものだ。
平成29年度農林水産情報交流ネットワーク事業全国調査「女性農業者の活躍推進と農業女子プロジェクト等に関する意識・意向調査」では、農業経営において女性が重要な役割を果たしているかの問いに、64.5%が「そう思う」、「どちらかといえばそう思う」24.4%で、合わせると89%が「そう思う」と回答した。
女性農業者の活躍を推進するために必要なこと、については、「女性が働きやすい職場環境の整備」と回答した割合は69.9%、「女性農業者のネットワークづくり」との回答が49.7%だった。
農業女子プロジェクトの推進を、今後も進めるべきかについては、「そう思う」が47.4%、「どちらかといえばそう思う」が31.8%だった。
農業女子プロジェクトで今後重点的に進めるべきことは、「女性農業者による地域に密着した活動の推進」と回答した割合は63.8%、「大学や高校と連携した次世代女性農業者の育成」が48.2%だった。
しかし、農業女子プロジェクトの認知度については、農業女子プロジェクトを「知らない」と回答した割合は67.1%と最も高く、「名前は知っているが活動内容は知らない」が25.3%、「名前も活動内容も知っている」が7.2%の順だった。
農業女子プロジェクトについては、何よりも多くの人に、その取組みや活動内容を知ってもらう必要があるようだ。
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