仏の一部 家きん肉などを輸入停止2018年2月7日
・あひる農場で低病原性鳥インフル
農林水産省は2月6日、フランスのモルビアン県およびジェール県からの生きた家きん、家きん肉などの輸入停止措置を講じた。
これは、モルビアン県とジェール県のあひる農場において、低病原性鳥インフルエンザ(H5N2亜型、H5N3亜型及びH5亜型)の発生が確認されたことが、仏政府からわが国へ通報があったために取られた措置。
この通報を受けて、農水省では同病のわが国への侵入防止に万全を期すため、同日、両県からの生きた家きん、家きん肉などの輸入を停止した。
同省は今回の輸入停止は、生きた家きんがウイルスに感染することを防止するためであり、食品衛生のためではないとしている。
なお、財務省貿易統計によれば、同国からの輸入は2016年実績で、家きん肉が271t、家きんの臓器が127t、家きんの卵が851tとなつている。
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