ロシア極東の農業協力でセミナー2018年3月1日
・グローバル・フードバリューチェーン推進協議会も同時開催
農林水産省は3月8日、東京都内で「日露農業セミナー」と「平成29年度第3回グローバル・フードバリューチェーン推進官民協議会・同協議会インド部会」を開催する。
平成28年5月にロシアのソチを非公式訪問した安倍首相は、プーチン大統領との間で、8つの項目からなる協力プランを提示し、同大統領から高い評価と賛意が表明された。協力プランの一つには、ロシア極東の農林水産業の発展が課題となっており、日本企業の進出が期待されている。
セミナーではロシア農業省が掲げる物流ハブ計画について同省のグロムイコ次官がロシア進出に関心のある日本企業に直接説明する。
また、当日はこのセミナーに先立ち、平成29年度の第3回グローバル・フードバリューチェーン推進官民協議会と同協議会インド部会が開催される。協議会は産学官一体で日本の食産業の海外展開を後押しするのが目的。インド部会では同国のフードビジネスの機会と課題などが報告される。
当日の両イベントの概要は次の通り。
○日時:3月8日、午後2時から6時まで。
○会場:TKP赤坂駅カンファレンスセンター内ホール(港区赤坂2-14-27国際新赤坂ビル東館)
○主な議題:
▽グローバル・フードバリューチェーン推進官民協議会(午後2時から)
(1)第1回日アルゼンチン農林水産業・食料産業対話の結果報告など
(2)パラグアイを起点とした南米でのフードバリューチェーン構築に向けた産官学協力の可能性
▽同協議会インド部会
(1)同国でのフードビジネスの機会と課題
(2)フードインディア・バイ・シアル初開催について
▽日露農業セミナー(午後4時30分から)
(1)ロシア農業省の物流ハブ計画の説明(予定)
(2)今年度プラットフォームの調査報告
・ロシア国内での農林水産分野の事業化の可能性と行政手続きなど
・ロシア極東からの乾牧草の輸入の可能性と課題
○申込方法:メールで。
・E-mail:gfvc_maff@maff.go.jp
○申込締切:3月7日、午後6時分必着。
○問い合わせ先:同省大臣官房国際部海外投資・協力グループ
○TEL:03-3502-5914
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