地理的表示で情報発信サイト2018年4月3日
・GI登録産品の魅力を国内に伝える強力ツールに
農林水産省はこのほどわが国の地理的表示(GI)産品の魅力を国内外の実需者などへより一層の周知を図るため「地理的表示産品情報発信サイト」の公開を始めた。
サイト公開によって、GI制度の普及とGI産品の認知度向上を図るとともに、わが国GI登録産品の情報を日本語はもとより、英語や中国語、タイ語の多言語で海外の食品流関係者や消費者などに広く分かりやすく発信する。名称や都道府県エリア、産品種類などから簡単に検索できる、GI産品の魅力を写真や動画で分かりやすく紹介している点が特徴だ。
GI保護制度とは地域で育まれた伝統と特性にあふれた農林水産物食品のうち、品質などの特性が産地と結び付き、それを特定できる名称(地理的表示)が付いてるものを知的財産として保護し、生産者の利益増進と需要者の信頼保護を目的に2014年、「特定農林水産物等の名称の保護に関する法律」(地理的表示法)として制定された。
同法制定で神戸ビーフや夕張メロン、鹿児島の壺造り黒酢など7名称が登録され、その後も三輪素麺、市田柿、特産松阪牛、前沢牛、大分かぼすなどが追加登録された。2月末現在で59件の登録産品がある。
同ウェブサイトは地理的表示産品情報発信サイトから見ることができる。
(画像)GIマーク
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