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2018.08.31 
北海道は「不良」 30年産水稲の作柄概況-8月15日現在一覧へ

 農林水産省は8月31日、30年産水稲の8月15日現在の作柄概況を公表した。

 東日本を中心とした早場地帯(19道県)の作柄は総じて「平年並み」、または「やや良」が見込まれたが、北海道は「不良」が見込まれている。
 北海道は6月中旬から7月中旬の低温・日照不足の影響により、全もみ数が「少ない」と見込まれるため。それ以外の早場地帯は、田植期以降おおむね天候に恵まれたことにより、全もみ数が一部を除き平年以上に確保されると見込まれている。また、登熟も順調に推移していると見込まれている。

図1 早場地帯の作柄の良否
 早場地帯とは8月15日現在の出穂済面積割合が平年ベースでおおむね8割以上を占める19道県。29年産の収穫量では68.8%を占めた。
 北海道を除き「やや良」となったのは、岩手、宮城、福島、茨城、栃木、千葉、長野の7県。「平年並み」が青森、秋田、山形、新潟、富山、石川、福井、三重、滋賀、鳥取、島根の11県。

図2 遅場地帯の生育の良否

 早場地帯以外の西日本を中心とした遅場地帯の生育は田植期以降、おおむね天候に恵まれたことから「平年並み」、または「やや良」で推移している。
 「平年並み」は神奈川、山梨、岐阜、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、佐賀、熊本、宮崎、鹿児島の21府県。
 「やや良」は群馬、埼玉、東京、福岡、長崎、大分の6都県となった。遅場地帯は8月15日現在の稲体の生育状況を調査したもの。作柄を予測したものではない。

 

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