恵方巻き廃棄削減を 節分を前に農水省喚起2019年1月15日
農水省は1月11日、節分を前に小売業者団体に対し恵方巻の廃棄を削減するよう呼び掛けた。
2017年、大量の恵方巻きが廃棄されたことがSNSで話題になり、食品ロスについて再考しようという動きが強まってきている。
これを受け農水省は、小売業者団体に対し需要に見合った販売推進について会員企業への周知を依頼した。また、小売業者が予約販売を徹底したり、折り込みチラシで資源を大切にする取り組みを消費者に呼びかけ廃棄の削減につなげた具体例を紹介するなどして食品ロスをなくすよう理解を求めた。
兵庫県内で8店舗を展開する「ヤマダストアー」は、前年実績で恵方巻を販売、多く作ることをやめ廃棄量を削減。ウェブサイトで消費者に向け食品ロスに対する思いを発信したところ、欠品に対するクレームはなく励ましや応援の言葉が寄せられたという。
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