農業大学校生4人に奨学金 (公財)報農会2019年2月19日
(公財)報農会は、2月13日、平成30年度就農希望者への奨学金贈呈について審査委員会を聞き、各校より提出された研究報告を審査し、4人の農業大学校生に奨学金を贈呈することを決めた。
この奨学金は、就農を希望し植物保護(農作物の病害虫・雑草防除、農薬)に関心を持ち、科学的知識や技術の習得を深めるため各県農業大学校等に在籍し、優秀な研究を行った者に対して贈られるもの。昭和58年度に発足(今年度より「農家子弟」から「就農希望者」に名称を変更)し、今回で36回目となり、受賞者は今回を含めて延べ166人となる。
なお、奨学金は賞状とともにそれぞれの在籍大学校長から贈呈される。
本年度の受賞者及びその調査研究課題は次の通り。
▽優秀賞
グニユーカリの挿木におけるカルス発生後の補光及び発根促進剤効果の検討 静岡県立農林大学校園芸学科花きコース鉢物専攻2年 成島紘大
▽奨励賞
トルコキキョウにおける土壌病害の対策 福島県農業総合センター農業短期大学校花き経営学科2年 橋元佑果
▽同
ナシ黒星病菌子のう胞子の飛散消長による適期防除 岐阜県農業大学校野菜・果樹学科果樹専攻2年 岩奥裕紀
▽同
タマネギべと病の重点防除期間及び散布間隔の検討 佐賀県農業大学校農産園芸課程露地野菜コース2年 糸山裕太
(関連記事)
・「グローバル化に対応するIPM」でシンポ 第32回報農会シンポジウム(17.09.19)
・シンポ『植物保護ハイビジョン-2017』(17.07.27)
・5人の農業後継者へ奨学金 報農会(15.02.12)
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】水稲の斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 山口県2025年7月8日
-
なぜ米がないのか? なぜ誰も怒らないのか? 令和の米騒動を考える2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【立憲民主党】「食農支払」で農地と農業者を守る 野田佳彦代表2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【自由民主党】別枠予算で農業を成長産業に 宮下一郎総合農林政策調査会長2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【日本共産党】価格保障・所得補償で家族農業守る 田村貴昭衆議院議員2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【れいわ新選組】農業予算倍増で所得補償・備蓄増を やはた愛議員2025年7月8日
-
【第46回農協人文化賞】集落と農地 地域の要 営農事業部門・広島市農協組合長、広島県農協中央会会長 吉川清二氏2025年7月8日
-
【第46回農協人文化賞】若者を育てる農協に 営農事業部門・北海道農協中央会前会長、常呂町農協前会長 小野寺俊幸氏2025年7月8日
-
小泉農相 随契米放出に「政策効果」 市場落ち着けば備蓄水準戻す2025年7月8日
-
トランプ政権の移民摘発 収穫できず腐る野菜「農家に大きな打撃」2025年7月8日
-
【第46回農協人文化賞】常に農協、農家のため 営農事業部門・全農鳥取県本部上席主管 尾崎博章氏2025年7月8日
-
150年間受渡し不履行がなかった堂島米市場【熊野孝文・米マーケット情報】2025年7月8日
-
2025参院選・各党の農政公約まとめ2025年7月8日
-
米価 6週連続低下 3600円台に2025年7月8日
-
【JA人事】JA秋田しんせい(秋田県)佐藤茂良組合長を再任(6月27日)2025年7月8日
-
【JA人事】JA北九(福岡県) 新組合長に織田孝文氏(6月27日)2025年7月8日
-
【JA人事】JAかながわ西湘(神奈川県)天野信一組合長を再任(6月26日)2025年7月8日
-
【JA人事】JAえひめ中央(愛媛県)新理事長に武市佳久氏(6月24日)2025年7月8日
-
宇都宮市に刈払機を寄贈 みずほの自然の森公園へ感謝と地域貢献の一環 JA全農とちぎ2025年7月8日
-
岡山の農業を楽しく学ぶ 夏休み特別企画「食の学校2025」 JA全農おかやま2025年7月8日