農林産物加工直売所周辺を活性化 意見求める 飯能市2019年2月21日
飯能市は、加工直売所のある名栗地域の創生に向け、同所に隣接する約1ヘクタールの土地の新たな事業展開を模索している。そこで、民間事業者から意見を募集し事業計画や公募条件などを検討する。
同市は昨年11月、北欧のライフタイルが体験できる施設「メッツァビレッジ」をオープンさせ、森と湖を生かし多くの観光客を呼び込んでいる。
農林産物加工直売所がある飯能市大字下名栗の約1haの土地も、交流人口増加を図るため広く意見やアイディアを募集している。
市の運営方針は、(1)観光的視点を取り入れた様々な体験を通じ、市内外から多くの者が集い、自然(森林、清流)との触れ合い、人々との交流のできる地域の交流拠点とする(2)農業や林業に触れる機会を提供するなどし、地域の農林業の振興を図る拠点とする(3)「北欧文化」を体感できる空間と機会を提供する拠点とする(4)地域と連携し、地域とともに発展する、地域活性化の拠点とする、などを挙げている。
意見を反映させたいという人は、エントリーシートを提出する。締め切りは3月5日午後5時。現地見学会・説明会もあるが、2月26日までに申し込みが必要。詳しくは、飯能市農林産物加工直売所の新たな運営に関するサウンディング型市場調査(飯能市のホームページ)で確認する。問い合わせは産業環境部農業振興課042-973-2111(内線)615、noshin@city.hanno.lg.jpまで。
(関連記事)
・直売所を起点に「JA」を発信-組織基盤強化フォーラム(18.08.22)
・【特別賞受賞】魅力ある都市農業に挑戦 古谷義幸・前秦野市長(18.07.19)
・第46回 全国農林水産物直売所実態調査から見える直売所の今--全国農林水産物直売所実態調査の中間報告(そのII)(18.03.03)
重要な記事
最新の記事
-
【現地レポート・JAの水田農業戦略】新たな輪作で活路(2)子実コーンの「先駆者」 JA古川2024年3月29日
-
農業者所得増加へデジタルビジネス加速 農林中金 中期ビジョンを策定2024年3月29日
-
「子ども世代に農業勧めたい」生産者の2割 所得向上が課題 農林中金調査2024年3月29日
-
東京・大阪で組合長らが 「夢大地かもと」スイカをPR JA鹿本2024年3月29日
-
全国から1,000名を超える農業の担い手が集う 「第26回全国農業担い手サミットinさが」開催 佐賀県2024年3月29日
-
家族みんなで夏の農業体験はじめよう 食農体験イベント「土袋でデコきゅうり」開催 JA兵庫六甲2024年3月29日
-
(377)食中毒1万人は多いか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年3月29日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第96回2024年3月29日
-
【人事異動】全国農業会議所(4月1日付)2024年3月29日
-
品種で異なるメロンの味わいを体験 自由が丘「一果房」で29日から 青木商店2024年3月29日
-
第160回勉強会「レジリエントな植物工場運営・発展に向けて~災害からの復旧・復興事例から学ぶ」開催 植物工場研究会2024年3月29日
-
創立55周年記念 ガーデニング用 殺虫・殺菌スプレーなど発売 住友化学園芸2024年3月29日
-
「核兵器禁止条約」参加求める26万の署名 藤沢市議会が意見を採択 パルシステム神奈川2024年3月29日
-
尾鷲伝統の味「尾鷲甘夏」出荷開始 JA伊勢2024年3月29日
-
令和6年能登半島地震 被災地農家を応援 JA全農石川へ寄付 KOMPEITO2024年3月29日
-
林木育種センター九州育種場 九州育種基本区の「スギエリートツリー特性表」公表 森林総研2024年3月29日
-
農業フランチャイズのクールコネクト シードラウンドで3200万円を調達2024年3月29日
-
鳥インフル 米メイン州からの家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年3月29日
-
畜産施設の糞尿処理で悪臭対策 良質な堆肥化を促進 微生物製剤を開発 B・Jコーポレーション2024年3月29日
-
水田のスマート水管理で東大大学院農学生命科学研究科と共同研究開始 ほくつう2024年3月29日