「食品の安全性に関する有害化学物質・有害微生物年次計画」調査の策定 農水省2019年3月12日
農水省は、食品の安全性に関するリスク管理に不可欠なデータを得るため、有害化学物質や有害微生物による農畜水産物・食品の汚染実態を調査し、「平成31年度 食品の安全性に関する有害化学物質及び有害微生物のサーベイランス・モニタリング年次計画」を策定した。平成31年度は、この計画に基づいて調査を実施することを決定。
食品安全行政にリスクアナリシスが導入され、科学に基づいた行政の推進が必要とされるため農水省は、「農林水産省及び厚生労働省における食品の安全性に関するリスク管理の標準手順書」に基づき、国際的に合意された枠組みに則って、食品の安全性に関するリスク管理を行っている。
リスク管理の推進に当たっては、リスク管理措置を講じる必要性やその具体的内容を検討する際に不可欠なデータを得るため、優先的にリスク管理を行うべき危害要因を明示した優先リストを基に、サーベイランス・モニタリング中期計画及び毎年度の調査計画(サーベイランス・モニタリング年次計画。以下「年次計画」という。)を作成し、計画的に調査を実施しているが、平成31年度における具体的な調査対象や予定調査点数を示した年次計画を策定した。
詳細については「平成31年度 食品の安全性に関する有害化学物質及び有害微生物のサーベイランス・モニタリング年次計画」の策定について(農水省)から。
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