ヤムイモ料理で受賞 オリ・パラのGAP食材コンテスト 東京農大宮古亜熱帯農場2020年3月13日
東京農業大学宮古亜熱帯農場(沖縄県宮古島市)で考案したヤムイモを使った料理が、「GAP食材を使ったおもてなしコンテスト」にノミネートされ「内閣官房東京オリンピック競技大会・パラリンピック競技大会推進本部事務局長賞」を受賞した。
考案したヤムイモを使った料理
コンテストは、世界各国から干すとタウンを訪問する各国・地域の選手に対して、高校生などによるGAP食材を使ったおもてなしによって、日本の食材・おもてなしのすばらしさを伝えることを目的とする。
宮古島市のホストタウン相手国であるオーストラリア人に馴染みあるパンを中心に惣菜やスープなど好みに応じて、同農場職員と技術練習生が考えた。ヤムイモと沖縄県産全粒小麦粉を使ったパン、ヤムイモの宮古牛包み焼きクレソン添え、宮古そばのそばに40%ヤムイモを練り込んだ宮古ヤムそばなどがある。
東京農大宮古亜熱帯農場では、2017年にヤムイモのグローバルGAP認証を取得。ヤムイモはミネラルやタンパク質のほか、ポリフェノールなどの抗酸化物質を多く含み、西アフリカやカリブ海などでは主食とされている。
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