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会食費用はアキタフーズ負担 枝元事務次官ら処分へ-農水省2021年2月25日

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贈収賄事件で在宅起訴された吉川貴盛元農相とアキタフーズの秋田善祺前代表との会食に枝元真徹農林水産事務次官ら複数の幹部が同席していた問題で農林水産省は2月25日、調査の結果、会食費用は利害関係者のアキタフーズ側が支払っていたことが確認されたと発表した。国家公務員倫理規定違反の疑いがあるとして農水省は国家公務員倫理審査会と対象者の処分について協議をしており、25日にも処分が発表される見込みだ。

説明する農水省の森重樹秘書課長説明する農水省の森重樹秘書課長

調査の結果、アキタフーズが費用を支払っていた2回の会食に吉川元大臣からの誘いで複数の幹部が参加した。

1回目は平成30年10月4日。参加者は当時の生産局長の枝元真徹事務次官、当時の畜産振興課長の伏見啓二大臣官房審議官、当時の食肉鶏卵課長の望月健司農地政策課長と、すでに退官した当時の冨田育稔畜産部長の4人。飲食の単価は2万2034円だった。

2回目は令和元年9月18日。参加者は水田正和生産局長、渡邊毅畜産部長、当時の畜産企画課長の伏見啓二大臣官房審議官、犬飼史郎畜産振興課長、当時の食肉鶏卵課長の望月健司農地政策課長の5人。飲食の単価は2万3270円だった。

いずれも東京・日比谷の同じ和食店だという。

会食に参加した職員は同席していた吉川元大臣ら政治家の負担との認識を持っていたが、農水省は「その場で費用負担について確認しなかったという過失」があるとして、国家公務員倫理審査会と処分を協議している。国家公務員倫理法3条では国家公務員が利害関係者からの饗応や接待を受けることを禁じている。農水省は養鶏鶏卵事業を所管しており、大手鶏卵事業者のアキタフーズは利害関係者にあたる。

ただ、冨田育稔元畜産部長はすでに退官しているため処分はできない。

また、農水省は、吉川元大臣の在任期間中(平成30年10月~令和元年9月)に生産局長および畜産部の室長級以上の管理職を務めたもの、また、過去5年間(平成28年3月~現在)に養鶏・鶏卵を所管した課長補佐以上の職員を対象に調査を行った。その結果、他の職員でアキタフーズ関係者との会食や、国家公務員倫理法違反に該当し得る事案は確認されなかったと発表した。

事実関係の確認は吉川元大臣やアキタフーズ代表が起訴されており確認が困難だったが、アキタフーズ社が元代表に利用を認めていたクレジットカードの支払い情報を農水省側の会食に関わる聞き取り調査を突き合わせて確認したところ、同社側が費用を支払ったことが判明した。

一部で会食ではお土産をもらった記憶もあるとの報告もあったが、誰が負担したかは確認できず、今回の処分の材料とすることはできなかったという。

国家公務員倫理審査会には2月19日に確認できた事実関係について報告した。

森秘書課長によると処分は減給などの懲戒処分となる見込みで、野上農相は今回の件で人事異動を行う意向はないという。

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