アスパラガスのアザミウマ類多発で注意報 長崎県2021年5月20日
長崎県病害虫防除所は、5月のアスパラガスほ場の巡回調査で、アザミウマ類の発生が例年に比べ多発していることを受け、5月18日に病害虫発生予察注意報第1号を発表した。
ネギアザミウマ(写真提供:長崎県病害虫防除所)
5月10日前後の巡回調査(11筆)の結果、払い落とし虫数(10.5cm×22.cmの白色板に5回×10ヵ所)は28.6頭(平年7.7頭)と多く、発生ほ場率は90.9%(平年72.2%)でどちらも平年を上回った。
福岡管区気象台が5月13日に発表した気象予報によると、向こう1ヵ月の気温は平年に比べ高い見込みでこの虫の発生に好適であることから、同防除所では早期の防除徹底を呼びかけている。
防除対策は次のとおり。
○施設内および周辺の雑草は生息・増殖源となるため除去する。
○薬剤抵抗性発達防止のため、同一系統(令和3年長崎県病害虫防除基準P284~285の「作用機構による分類(IRAC)」参照)の薬剤を連用しない。
○茎葉が繁茂すると、内部まで薬液が届きにくくなるため、この虫の発生を確認した場合はできるだけ茎葉が展開・繁茂する前の早い段階で防除を徹底する。
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