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日本農業遺産 束稲山麓(岩手)と比企丘陵(埼玉)を認定 農水省2023年1月17日

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農林水産省は1月17日、日本農業遺産に新たに2地域を認定した。

束稲山麓地域の災害リスク分散型土地利用システム束稲山麓地域の災害リスク分散型土地利用システム

日本農業遺産は伝統的で将来にわたって持続可能な農林水産業を営む地域を認定する制度であり、農林水産大臣が認定する。2016(平成28)年に創設し今回の認定を加えて24地域となっている。

岩手県の束稲山麓地域(一関市、奥州市、平泉町)は「束稲山麓地域の災害リスク分散型土地利用システム」の名称で認定された。

北上川周辺の同地域では山地にため池と水路、共有林を地域の共同組織が管理し土砂災害などのリスクに対応している。一方、個々の農家は低平地の水田と山麓地の畑の両方の地区に農地を分散所有している。

これによって低平地が洪水被害を被っても山麓地の農地では生産を確保し、逆に山麓地が干ばつ被害のときは低農地で生産を確保するという自然災害へのリスク分散を図っているシステムとなっている。

比企丘陵の天水を利用した谷津沼農業システム比企丘陵の天水を利用した谷津沼農業システム

埼玉県の比企丘陵地域(滑川町、東松山市、熊谷市、嵐山町、小川町、吉見町、寄居町)は「比企丘陵の天水を利用した谷津田農業システム」の名称で認定された。

同地域では谷津地形(丘陵地で形成された谷状の地形)を活かして多数のため池を築き、稲作と谷津斜面での少量多品目の畑作を行ってきた。

ため池は天水のみを水源とした閉鎖系の水利システムとなっていることから、河川からの外来種の侵入がなく貴重な生態系が維持され、国の天然記念物に指定されている日本固有種のミヤコタナゴを人工繁殖させる取り組みも行われている。「沼下」と呼ばれる伝統的な水利組合組織により、きめ細かな水管理システムが行われており地理的な水の得にくさを克服した省エネ水供給システムと評価されている。

日本農業遺産に認定された地域は3月1日に農水省講堂で認定授与式を行う。

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