大分県産乾しいたけ『うまみだけ』にギフト仕様の新商品 滝沢眞規子が魅力発信2023年11月17日
乾しいたけの生産量が全国1位を誇る大分県は11月16日、「大分県 うまみだけ 味力発信 発表会」を東京・銀座にある大分県のアンテナショップ「坐来大分」で開催。ゲストにモデルの滝沢眞規子さんを迎え、県産のブランド乾しいたけ『うまみだけ』の新商品「おおいた原木育ち うまみだけ(味くらべ)」を発表した。
『うまみだけ』の魅力を伝えた滝沢さん
『うまみだけ』は、乾しいたけの生産量全国1位の大分県から生まれた、原木乾しいたけブランド。「乾しいたけ」は大分県を代表するブランド産品だが、多くの品種があってそれぞれに特徴があることはあまり知られていないことから、品種の持つ"旨味"や"食感"などの特徴を前面に押し出したブランドとして「家族を幸せにするしいたけ」をコンセプトに2020年2月に誕生した。
『うまみだけ』は、「大分県内の原木を使い、大分県内で生産されたものであること」、「品種が統一され、特徴が打ち出された商品づくりがされていること」という基準に合ったものが商品化され、8品種が展開中。11月現在、大分県内ではスーパーや土産店、県外では主にアンテナショップや一部スーパーで発売している。
新発売の「おおいた原木育ち うまみだけ(味くらべ)」は近年、お中元やお歳暮などのフォーマルギフトの需要や市場が減少する中、親しい間柄で日常生活の中で贈り合うカジュアルギフトの需要に着目した商品。現行商品が1つあたり通常約80gに対し、新商品は約30gと少量で、使い切りやすいサイズ感となっている。また、パッケージもギフトとして贈りやすい高級感のあるデザイン。歯応え抜群の「にく丸」、やさしい香りの「ゆう次郎」、肉厚でしっかりした「115(いちいちご)」、やわらかくマイルドな「とよくに」の4種を詰め合わせたアソートパックにした。
16日に行われた「大分県 うまみだけ 味力発信 発表会」では、大分県農林水産部 林産振興室の上野美奈子室長補佐が、『うまみだけ』ブランドについての説明や今後の戦略と新商品について発表。その後、滝沢さんが、『うまみだけ』について、「普段利用しているカット型乾しいたけより肉厚で、プリプリしていて美味しい」など商品の魅力を伝えた。また、トークセッションも行われ、3人の子どもを育てながら、家族のために作る料理の投稿がSNSでたびたび話題になる滝沢さんならではの子育てや料理に関するエピソードを語った。
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