農政:TPP阻止へ! 現場から怒りの声
農業の現実見ない採決【山口県・JA周南 金子光夫 経営管理委員会会長】2016年11月9日
【山口県・JA周南 金子光夫 経営管理委員会会長】
十分な審議もなく、農水大臣の発言問題などで、なにがなんだか分からないうちに特別委員会で強行採決されました。こうなるとあとは参議院の審議に期待するしかありません。輸入米のSBSや食の安全性など、まったく審議不足です。管内は中山間地が大半で、TPPによってますます農業が厳しい状態に置かれることが予想されますが、その対策も何一つ示されていません。
TPPが締結されると農業は守れないから対策を講じるというのが、農水省の考えだったはずです。それがいまは、農業の産業化ばかりいうから、それしか興味がなくなり、現実の農業・農村を見なくなっているように感じます。業を煮やし、TPP締結を見越して、その後のことを考える農家も出ています。JAの経営もゼロ金利で難しくなっています。JAはこれから内部統制のための対策をしっかりやらなければなりません。
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