農政:緊急企画:許すな!日本農業を売り渡す屈辱交渉
TAGはどこにいる? 日米共同声明全文を和訳し比較する(3)2018年10月11日
本ページでは日米共同声明の第4項および第5項を比較する。
(参考資料。いずれもPDF)
・声明全文(英文)
・在日米国大使館(米国大使館)
・外務省(日本国外務省)
・JAcomの訳文
<第4項>
4. Japan and the United States also intend to have negotiations on other trade and investment items following the completion of the discussions of the agreement mentioned above.
(米国大使館)
4. 米国と日本はまた、上記協定の議論が完了した後、貿易および投資に関する他の項目についても交渉を開始する。
(日本国外務省)
4. 日米両国はまた,上記の協定の議論の完了の後に,他の貿易・投資の事項についても交渉を行うこととする。
(JAcom)
4. 日本と米国はまた、上記協定の議論が完了した後に、他の貿易・投資に関する項目についても交渉を行うつもりである。
<第5項>
(英文)
5. The agreement mentioned above is designed to be mutually beneficial,and,in conducting those negotiations,Japan and the United States will respect positions of the other government: For Japan,with regard to agricultural,forestry,and fishery products, outcomes related to market access as reflected in Japan's previous economic partnership agreements constitute the maximum level; and For the United States, market access outcomes in the motor vehicle sector will be designed to increase production and jobs in the United States in the motor vehicle
industries.
(米国大使館)
5. 上記協定は、双方の利益となることを目的とし、米国と日本は、交渉を行なう際、相手国政府の立場を尊重する。米国としては、自動車分野における市場アクセスの結果は、米国自動車産業の製造および雇用の増加につながることを目指すものとする。日本としては、農林水産品について、日本の過去の経済連携協定に反映されている市場アクセスの譲許内容を最大限とする。
(日本国外務省)
5. 上記協定は,双方の利益となることを目指すものであり,交渉を行うに当たっては、日米両国は以下の他方の政府の立場を尊重する。
―日本としては農林水産品について,過去の経済連携協定で約束した市場アクセスの譲許内容が最大限であること。
―米国としては自動車について,市場アクセスの交渉結果が米国の自動車産業の製造及び雇用の増加を目指すものであること。
(JAcom)
5. 上記協定は、双方にとって利益となることを意図するものであり、日本と米国はそれらの交渉を行う際には、相手国政府の立場を尊重する。
- 日本としては、農林水産品について、日本の過去の経済連携協定に反映されている市場アクセスに関係する譲許内容を最大限の水準とする。
- 米国としては、自動車分野における市場アクセスの結果が米国における自動車産業の製造および雇用の増加を目指すものとする。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(163)-食料・農業・農村基本計画(5)-2025年10月11日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(80)【防除学習帖】第319回2025年10月11日
-
農薬の正しい使い方(53)【今さら聞けない営農情報】第319回2025年10月11日
-
食料自給率 4年連続38%で足踏み 主食用米消費増も小麦生産減 24年度2025年10月10日
-
【特殊報】トマト立枯病 県内で初めて確認 和歌山県2025年10月10日
-
【特殊報】チュウゴクアミガサハゴロモ 県内の園芸作物で初めて確認 高知県2025年10月10日
-
【特殊報】スイカ退緑えそ病 県内で初めて確認 和歌山県2025年10月10日
-
【特殊報】ショウガ褐色しみ病 県内で初めて確認 和歌山県2025年10月10日
-
【注意報】チュウゴクアミガサハゴロモ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2025年10月10日
-
26%が米「買い控え」 米価上昇が家計に影響 住友生命「台所事情」アンケート2025年10月10日
-
コシヒカリ3万3000円に JA常総ひかりが概算金改定 集荷競争激化受け2025年10月10日
-
大豆の吸実性カメムシ類 甲信、東海、北九州一部地域で多発 病害虫発生予報第8号 農水省2025年10月10日
-
(456)「遅さ」の価値【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年10月10日
-
「いちご新規就農者研修事業」2026年度研修生、若干名を追加募集 JA全農岐阜2025年10月10日
-
10月23日に生活事業総合展示会 贈答品や暮らしを豊かにする事業を提案 JA全農いばらき2025年10月10日
-
本日10日は魚の日 岡山県産「冷凍かき」など90商品を特別価格で販売 JAタウン2025年10月10日
-
収穫が遅れた完熟の「黄かぼす 食べて応援企画」実施中 JAタウン2025年10月10日
-
国消国産の日 一斉行動日イベント「国消国産×防災」開催 JA全中2025年10月10日
-
「日産ビオパーク西本郷」と「小野田工場ビオトープ」が環境省「自然共生サイト」に認定 日産化学2025年10月10日
-
「えひめ・まつやま産業まつり-すごいもの博 2025-」に出展 井関農機2025年10月10日