アグロ事業は前年並み 日本化薬2013年5月16日
日本化薬は5月9日、平成25年3月期決算を発表した。同社の決算期は23年度までは5月だったが、24年8月の株主総会で3月決算への変更を決議した。そのため、今決算は24年6月1日から25年3月31日までの10カ月決算となる。
同期の売上高は1281億円で前年の同一期間と比べると14億7300万円(1.2%)増だった。営業利益は171億円で同4億7400万円(2.9%)増、経常利益は205億円で同35億5000万円(21%)増、当期純利益は123億円で同27億9000万円(28.1%)増。1株当たりの当期純利益は68.09銭だった。
アグロ事業の売上高は58億円でほぼ前年並みだった。国内販売は、園芸用殺虫剤「ダイアジノン」やクロルピクリンなどの土壌消毒剤の販売は好調だった。海外販売は前年の同一期間をやや上回ったが、「将来的にアジアをはじめとするグローバル市場への事業展開をめざしており、今後も徐々に海外販売をのばしていきたい」(広報IR室)考えだ。
そのほか、今後の課題として新規殺虫剤の開発促進などをあげている。
25年度の業績については、売上高1620億円、営業利益195億円、経常利益200億円、当期純利益120億円を見込んでいる。
(関連記事)
・アグロ事業は減収減益 日本化薬が第2四半期決算(2013.01.07)
・ジャンボタニシからイネを守る「スクミハンター」 日本化薬 (2012.12.20)
・田植同時散布に最適 水稲用除草剤「プレステージ」 日本化薬(2012.01.30)
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】ブロッコリーの黒すす病にSDHI剤耐性菌が発生 北海道2025年12月25日 -
【注意報】イチゴにハダニ類 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2025年12月25日 -
家庭での米消費、前年比11.7%減 マイナス幅拡大、「新米不振」裏付け 米穀機構11月調査2025年12月25日 -
米価高騰に対応、「4kgサイズの米袋」定番化 値ごろ感出し販売促進 アサヒパック2025年12月25日 -
協同組合の価値向上へ「鳥取県宣言」力強く2025年12月25日 -
【世界を診る・元外交官 東郷和彦氏】トランプ再来の嵐 自国利益に偏重2025年12月25日 -
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】なぜ日本は食料難の経験を教科書から消したのか?2025年12月25日 -
【Jミルク脱粉在庫対策】基金初発動1.2万トン削減 なお過剰重く2025年12月25日 -
すべての都道府県で前年超え 2024年の県別農業産出額 トップは北海道2025年12月25日 -
【農と杜の独り言】第7回 祭りがつなぐ協同の精神 農と暮らしの集大成 千葉大学客員教授・賀来宏和氏2025年12月25日 -
国連 10年に一度「国際協同組合年」を決議2025年12月25日 -
秋田と山形の3JAが県越え連携協定2025年12月25日 -
日本産の米・米加工品の輸出促進策を議論 「GOHANプロジェクト」で事業者が意見交換 農水省2025年12月25日 -
26年産米の農家手取り「2万5000円めざす」 暴落の予兆に抗い再生産価格を確保 JA越前たけふ2025年12月25日 -
笹の実と竹の実【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第370回2025年12月25日 -
茨城県で鳥インフル 97万羽殺処分へ 国内10例目2025年12月25日 -
ホットミルクと除夜の鐘 築地本願寺でホットミルクお振舞い JA全農2025年12月25日 -
JA共済アプリ・Webマイページに「チャットボット」機能を導入 JA共済連2025年12月25日 -
5県9JAの農産物・加工品を販売 第46回マルシェ開催 JA共済連2025年12月25日 -
短期プライムレートを年2.125%に引き上げ 農林中金2025年12月25日


































